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10月7日の社説は・・・

2015-10-07 05:03:42 | 社説を読む
4社はノーベル賞の1人目を載せる前に2人目の受賞が決まりました。
TPPも続くでしょう。
今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ ノーベル賞 知識で薬で人類に貢献
・ アフガン爆撃 病院被害、徹底究明を

読売新聞
・ 高速鉄道戦略 中国との受注競争に備えよ(2015年10月07日)
・ ノーベル科学賞 地道な探究心が実を結んだ(2015年10月07日)

毎日新聞
・ TPP 新「貿易立国」の姿描け
 
日本経済新聞
・ 日本の科学の実力示した連続受賞
・ マイナンバーの丁寧な説明を

産経新聞
・ ノーベル賞 快挙を未来につなげたい
・ 野球賭博 「盟主の責任」極めて重い
  
中日新聞
・ ノーベル連続受賞 研究のリレーは続く
・ ラグビーW杯 フェアプレーの花開く

※ ノーベル賞が5社。TPPが2社でした。

2日連続の中日を取り上げましょう。

「二日続きの快挙だ。大村智(さとし)・北里大特別栄誉教授のノーベル医学生理学賞に続き、六日、物理学賞に梶田隆章・東京大宇宙線研究所長が選ばれた。宇宙誕生の謎に迫る研究成果だという。

 梶田所長は岐阜県飛騨市にある観測装置「スーパーカミオカンデ」を使い、素粒子のニュートリノに質量があることを証明した。

 ニュートリノは高名な物理学者フェルミがニュートラル(中性。電気を帯びていないという意味)とイノ(イタリア語で小さいの意味)を組み合わせて命名した。他の粒子とまれにしか反応しないために検出が難しく「幽霊粒子」と呼ばれたこともあった。

 それを日本の技術力を生かして検出することに成功したのが、小柴昌俊・東京大特別栄誉教授だ。小柴氏は一九八七年、超新星爆発で発生したニュートリノを観測装置「カミオカンデ」で検出した。以来、日本はニュートリノ研究のトップを走っている。二〇〇二年にノーベル物理学賞を受賞した小柴氏は「私の弟子から(ノーベル賞)受賞者が出る」と言っていたほどだ。

 研究グループはその後、太陽から来るニュートリノが理論値よりも少ないことなどを発見。スーパーカミオカンデを造って、今回の成果を導き出した。両装置は、ともに同市にある神岡鉱山の地下千メートルに設置された。

 よく言われるように、研究は一人ではできない。理論面で支えたのは、名古屋大の坂田昌一博士(故人)。小柴氏の後を継いだ戸塚洋二氏(故人)は、スーパーカミオカンデの建設に尽力した。こうした研究者のリレーの中で生まれた成果だ。」

今回の受賞は、まさに研究のリレーの成果です。
「検出器の「目」にあたる光電子増倍管を開発した浜松ホトニクス」のおかげでもあります。

こうなると、続きが楽しみですね。 

「同じ年に二分野でノーベル賞を受賞したのは、〇二年と〇八年の二度で、ともに物理学賞と化学賞だった。今後、化学賞(七日)、文学賞(八日)、平和賞(九日)、経済学賞(十二日)と発表が続く。期待したい。」

ワクワクします。

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