あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

知るを楽しむ 歴史に好奇心 - 拝見・武士の家計簿 - <全4回>

2023-04-08 06:40:44 | 経済史

知るを楽しむ 歴史に好奇心 - 拝見・武士の家計簿 - <全4回>

00:00 第1回「武士にもいろいろありまして」  南町奉行大岡越前は1万石の大名、赤穂藩家老大石内蔵助は1500石、 鬼平こと長谷川平蔵は400石、中津藩の下級武士だった福沢諭吉13石2人扶持(ぶち)…、 一口に武士と言っても、そのサラリーには大差があった。  それぞれどんな役目を持ち、どんなふうに暮らしていたのか?  武士の中の多彩な階級を解説、それぞれ生活者としての輪郭を描いていく。

25:00 第2回「知行七十石、切米四十俵 ~ 年収千二百万でも借金だらけ」  加賀藩の中級武士、猪山家の家禄は知行70石に切米40俵、今の感覚で約1200万円の年収である。 一見裕福なはずのこの家は実は銀6260匁(約2500万円)に達する借金を抱えていた。  天保13年7月、当主猪山直之はほとんどすべての家財を売り払って借金整理に乗り出す。 知行高、切米など武士の給与制度の実情、猪山家の「全財産」であった88品目の家財の明細を明らかにし、収入と財産の面から武士の家計を分析する。

50:00 第3回「武士が貧乏だった理由 ~ “身分費用”という浪費」  武士の慢性的な赤字体質の主因は、ばく大な「武士であるための身分費用」であった。  頻繁にある祝儀交際費、使用人の人件費、寺へのお布施…。 「その金を払わなければ武士とはいえない」支出項目が山ほどあり、 固定費として家計を圧迫し続けたのである。  困窮に耐えつつ、武士としての「ミエ」を張る、加賀藩の中級武士、猪山家が残した家計簿から 武士のせつない台所事情を見る。

1:15:00 第4回「“勝ち組”と“負け組” ~ 維新激動期を分けたもの」  幕末の動乱は猪山家の三代目、成之に運命の激変をもたらす。  京都に駐留する加賀藩兵の炊き出しを行っていた成之の手際が長州軍の司令、大村益次郎の目にとまり、 ヘッドハンティングをうけたのである。  維新後、海軍省に職を得た成之の年収は今の感覚で3600万円。  一方、官員になれなかった親せきの年収は150万円ほどである。家計簿から新しい時代の「勝ち組」の姿を描く。

知るを楽しむ|番組|NHKアーカイブス https://www2.nhk.or.jp/archives/movie...

放送年:2005~2008年度

幅広い知的好奇心に応える肩のこらない教養番組枠。平日の夜間に帯で放送。初年度の(月)は専門家が自分をトリコにした世界を語る「この人この世界」、(火)は近現代のカリスマ的人物について語る「私のこだわり人物伝」、(水)はテレビ版“物知り事典”「なんでも好奇心」、(木)日本語に関するうんちくを楽しむ「日本語なるほど塾」をラインナップ。各シリーズは4~8回で1テーマを構成。教育の25分番組(初年度)。

知るを楽しむ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%...

封建制 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%...

概要  日本史においては、一般に鎌倉時代から明治維新までの武家支配時代を封建時代と呼ぶ[1][2]。上代の班田制の崩壊、荘園制の一般化によって、平安時代中期頃に成立したと考えられており、鎌倉時代と室町時代は中世封建社会(封建社会前期)、江戸時代は近世封建社会(封建社会後期)に分類されている[3]。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。