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12月14日の社説は・・・

2013-12-14 06:08:28 | 社説を読む
北朝鮮でしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 北朝鮮の処刑―危うさ増した新体制

読売新聞
・ エネルギー計画 原発の中長期的活用は妥当だ
・ 元女性実父認定 最高裁に行き過ぎはないのか

毎日新聞
・ 張成沢氏処刑 恐怖政治の闇を憂う
・ 日本とASEAN 地域安定に連携強化を

日本経済新聞
・ 猪瀬氏では正常な都政は期待できない
・ 民主主義と一緒に考えたい

産経新聞
・ 秘密保護法 石破発言は反対論利する
・ 張成沢氏処刑 残虐な政権に警戒強めよ
 
中日新聞
・ 北朝鮮No.2処刑 不安高まる金正恩体制
・ 袴田事件 裁判納得のできる判断を
 
※ やりきれない思いです。

中日の見方です。

「張氏は正恩氏の「後見人」と目され、指示に異議を唱えることもあったという。労働党の中枢にいたが、軍事費を削って産業部門に回そうとし、権益を守ろうとする軍部と対立した。軍強硬派が巻き返して張氏の「不正」を暴き、自らの座を脅かすと恐れた正恩氏が粛清を決定したのではないか。」

産経は、正恩氏そのものを取り上げています。

「北朝鮮では正恩氏の代になってから、一段と常軌を逸した動きが目立っている。

 昨年12月に長距離弾道ミサイルを発射し、今年2月には3度目の核実験を強行した。その後、さらなるミサイル発射をちらつかせて国際社会を挑発し、朝鮮戦争の休戦協定を白紙に戻すと宣言したり平壌の外交官に退避を要請したりして、「戦争状態」を煽(あお)った。

 これに対し、米国がイージス艦2隻を西太平洋に派遣し、B52戦略爆撃機、F22ステルス戦闘機を米韓合同演習に参加させ、北を牽制(けんせい)する事態となっている。

 正恩氏はスキー場など娯楽施設の建設による観光開発に熱心かと思えば、米国人観光客をゆえなく拘束し、経済再建に力を入れるかと思えば、韓国と共同の開城工業団地を一時閉鎖に追い込んだ。」


毎日です。

「現時点では不明な点が多すぎる。 金総書記の妹であり、張氏の妻でもあった金慶喜(キム・ギョンヒ)氏は、張氏の処刑を止めなかったのか。叔父を粛清する会議を指揮した金第1書記は、独裁体制の基盤を固めたのか。

 最近の党機関紙「労働新聞」社説は「全党と全社会に党の唯一指導体系を確立する活動をさらに強力に、猛烈に行わなければならない」などと強調しており、むしろ権力掌握が十分でないという印象さえ受ける。」


最後に朝日です。

「北朝鮮当局は、これまでの失政の責任を張氏にかぶせた。中国とのパイプ役で、経済改革の推進者だった張氏とその一族には、利権に連なる多くの役職者がいる。迫害が彼らにも及ぶのは必至であり、亡命騒ぎなどが相次ぐ可能性がある。

 脱北者らの話では、張氏は誰もが知る存在だっただけに、国内ではすでに異様な緊張感が漂い始めているという。」

これは、始まりかもしれません。

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