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少経験者研修 感想紹介

2018-02-22 05:48:26 | 教師のための指導法
 これまでに、以前、江南市の少経験者研修会で講師を務めた時に、Q&Aの時間を取り、その時の回答(要旨)を9回にわたって紹介してきました。

 最後に、少経験者研修での感想を紹介します。
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 授業や指導で使えるテクニックが盛り沢山の研修会は有意義なものでした。特に講師の自分にとって、研修というのは本当に為になるなと身を持って実感した時間でもありました。

 さっそく役に立つなと感じたのはミニ先生のテクニックです。今までは理科の製作を子どもの前で一生懸命1から行っていました。その結果、後ろの子が見えなかったり、分からない子の質問が飛び交ったり、分からない子に合わせることで、できた子が暇をしてしまったりと効率が非常に悪かったです。
 それに比べて、ミニ先生を作っていけば、自分のペースで説明書を見ながら作ることができ、分からない子も分かった子が教えてくれます。どちらも暇をしません。

 さっそく三学期に生かしていきたいと考えています。そのときは一言だけ、「できるだけ本人に作らせてあげてね」と添えるつもりです。

 また、印象に残った内容ではハンカチを子どもが持ってくるようになるための言葉掛けです。自分なら朝礼でどうするか考えてみました。走って、ハンカチを予め子どもに渡しておいて、ハンカチを持ってくる必要性を説いて…こうして普段に繋がることをたくさん考える機会になりました。

 見える化についても、なるほどと思うことが多かったです。立たせたり、手を使わせたり子どもの実態を教師が把握できる手段がたくさんありました。また教師の立ち位置一つにしても、子どもの授業への集中力が違ってくることを感じました。

 今回の研修では実際に子どもの立場のように作業する内容が多く、子ども目線に戻れたところがとてもよかったです。なにより授業が楽しかったです。これが楽しい授業なのだと、強く実感できました。

 今回のプレゼントをたくさん持ち出せるように意識して三学期に臨みます。
 よい授業を目指してがんばっていきたいと改めて思いました。

 最後になりますが、技術的なこと以上に土井先生の纏っているような優しい雰囲気を自分も目指したいと思いました。

 この度は、研修の準備、参加の機会をいただき、本当に嬉しく感じました。
 心からありがとうございます。 
         

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 12月24日の研修は本当にまさに「私の求めていた研修だ!!」と心が躍るような3時間でした。それは模擬授業のような形式で、すぐに実践できるような授業の技術を体験的に学ぶことが出来たからです。これも3学期の授業で試してみよう、あれも活かしてみたい、と思うものばかりでとてもためになりました。

 先生の語り口はとても穏やかで、ハンカチの指導の仕方についてのお話しも目から鱗がおちるような思いでした。「叱るより、褒められた方が生徒も先生も嬉しい。」本当にそうだなぁと。感情的に叱ることはしませんが、クラスで声を荒げることもある私にとって、身につまされるお言葉でした。


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 こうした他の人の感想を読むと、自分で気づかなかったことを発見することができます。
 それも、自分の力になるのです。

 ぜひ、シェアし合いましょう。

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