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6月8日の社説は・・・

2015-06-08 05:47:15 | 社説を読む
休み明けの社説は、いつも楽しみです。
 ・書きためた記事からつかうもの
 ・大きなテーマ(1本ものが多い)
 ・緊急の内容

今日はどんな内容が並ぶでしょうか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 五輪特措法―開催意義を問い直せ
・ 沈む島の訴え―手をさしのべるために

読売新聞
・ 沖縄知事訪米 普天間の危険除去をどうする(2015年06月08日)
・ 環境白書 自然資源を地方創生の一助に(2015年06月08日)

毎日新聞
・ 安保転換を問う 日本と中東 軍事への傾斜は危険だ

日本経済新聞
・ 「脱水銀」体制づくりを早く
・ 転職の促進も高齢者の雇用を増やす道だ

産経新聞
・ 快適なトイレ 日本が誇る文化広めたい
・ 道交法改正 楽しい乗り物である為に 

中日新聞
・ 新潟水俣病50年 償わないと恥ずかしい
・ 日韓防衛協力 信頼構築へ交流重ねよ

※ ここでは、朝日を取り上げます。

「我々は自分の国に住み続けるのが難しそうだから、日本で受け入れてくれないか。例えば、日本で人手が足りない看護・介護分野ではどうか――。

 外国の首脳からこう言われたら、どう答えるだろうか。

 仮定の話ではない。南太平洋の島国、キリバスの大統領が本紙インタビューで訴えた。

 地球温暖化に伴う海水面の上昇や異常気象で国土が水没しかねない国は、平均標高が2~3メートルというキリバスだけではない。日本政府は5月、そうした国々を福島県いわき市に招いて「太平洋・島サミット」を開き、防災や気候変動対策、環境保全などで550億円以上の援助を約束した。」

昨日聴いた小原玲氏の講演のメインテーマが地球温暖化。

北極の氷が溶けて、アザラシやホッキョクグマが絶滅の危機を迎えます。

日本も人ごとではありません。
沖の鳥島が水没したら?

北小島 海抜は、2008年3月時点で約1m。高潮(満潮)時も約16cmが海面上に現れる。
東小島 2008年3月時点で約0.9m。高潮(満潮)時も約6cmが海面上に現れる。

海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)
 第121条 第1項 島とは、自然に形成された陸地であって、水に囲まれ、高潮時においても水面上にあるものをいう。

話を戻そう。

「「尊厳ある移住」である。

 災害から逃げるように他国へ移るのではなくて、威厳を持って移住を選びたい。だから、職業訓練を受けて技術や技能を身につけるよう、国民に呼びかけているそうだ。

 受け入れ先候補として、例えば豪州とは既に話し合いをしているという。「日本に看護師や介護士として移住する」という提案も、日本の少子高齢化を踏まえたうえで「両国にとって利益がある戦略だ」と強調する。」

「「移民は是か非か」という抽象的な議論にとどまらず、いま世界で起きている問題を見すえ、一つひとつ具体的に考えていく。そうした姿勢が大切だ。」

水没の危機を迎えている国は他にもあります。

温暖化対策は急がなければなリませんし、海面上昇にも備えなければなりません。

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