９月２日の社説は・・・

中間貯蔵施設、日印関係あたりでしょうか・・・。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　中間貯蔵施設―「福島の問題」にするな
・　ウクライナ―許されぬロシアの侵入

読売新聞
・　日印首脳会談　高次元の戦略的関係を築こう（2014年09月02日）
・　中間貯蔵施設　復興の加速へ課題はまだ多い（2014年09月02日）
　
毎日新聞
・　ヘイトスピーチ　差別許さない社会へ NEW (2014年09月02日)
・　中間貯蔵の受諾　復興の新たな一歩に NEW (2014年09月02日)

日本経済新聞
・　中間貯蔵施設を除染と復興への一歩に
・　新ＥＵ首脳が試される外交力

産経新聞
・　日印首脳会談　幅広な安保協力の契機に
・　敦賀原発　断層評価は科学的に行え

中日新聞
・　盲導犬の虐待　人への献身裏切る卑劣
・　日印首脳会談　インフラ投資に弾みを
　
※　中間貯蔵施設が４社、日印関係が３社と、予想がまあまあの結果になりました。
　ちょっと気分がいいのは子どもと同じです。

　毎日を取り上げます。

「特定の人種への民族差別をあおるヘイトスピーチ（憎悪表現）への対応が今、問われている。ヘイトスピーチによる街宣活動は、在日韓国・朝鮮人が多く住む地域で繰り返されてきたが、最近は地方に広がる。」

　ヘイトスピーチ（英: hate speech）とは、人種、宗教、性的志向、性別などの要素に対する憎悪（ヘイト）を表す表現行為のことで、日本語では「憎悪表現」、「憎悪宣伝」、「差別的表現」、「差別表現」などと訳されています。
　本来、単一民族だったためか、日本語の発想になかったのです。　　

　米国では、反ユダヤ主義者や人種主義者によって、黒人、ユダヤ人といった、社会で差別を受けている者に向けられてきました。
　最近では、同性愛者など、性的なマイノリティにも向けられています。

　要するに、いじめです。
　ネット社会になり、匿名性を利用して、問題が加速しています。

　各国では法的に取り締まってきました。

　ドイツでは、「ホロコースト」の一部もしくは全体を否認する主張は、ヘイトスピーチとして認識されています。
　刑法第130条で民衆扇動罪、180条で侮辱罪、189条で「死者の追憶に対する誹謗罪」、194条で「国家社会主義その他の暴力的恣意的支配を目的とする集団の一員による侮辱を非親告罪とする規定」が設けられています。（Wikipediaによる）


「ヘイトスピーチを直接罰する法制は日本にない。このため、法規制の必要性が今焦点になっている。差別的な言論をどうすれば社会から締め出せるか。冷静な議論が必要だ。」

　ここで出てくるのが、「表現の自由」との兼ね合いです。
　
　しかし、国連の人種差別撤廃委員会は、異なる人種や少数民族に対する差別をあおるヘイトスピーチ（憎悪表現）を行った個人や団体に対して「捜査を行い、必要な場合には起訴すべきだ」と日本政府に勧告しました。

　国際的にも、日本は待ったなしを迫られているのです。