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世界を見る目が変わる50の事実-22-

2010-10-13 06:34:25 | 社会科こぼれ話
国連ミレニアム開発目標(MDGs)サミットにちなみ、ジェシカ ウィリアムズの評判の書 『世界を見る目が変わる50の事実』(草思社)の内容を社楽的に読むシリーズ。



今回は第22回 マクドナルドの黄色いアーチがわかる人は88%。キリスト教の十字架はたった54%

これは、誰にどのように質問した結果なのでしょうか?

世界6カ国、7000人に対する調査と書かれていますが・・・

また、日本人の感覚すると、あまり驚きではありません。


「世界なんでもTOP10」(三省堂)1996年

やや古い統計ですが、世界総人口の約55億人の内、

キリスト教信者 :約19億人
イスラム教信者 :約10億人
ヒンドゥー教信者:約7億人
仏教信者    :約3億人

いうデータがありました。

これは、地球人100人中、35人がキリスト教信者、19人がイスラム教信者、14人がヒンドゥー教信者、6人が仏教信者ということになります。

35%のキリスト教との割合に対して、十字架を連想した人が54%というのは、それほど分からない数字ではありません。

マクドナルドはどうでしょうか?

マクドナルドは、HPによると、世界118の国と地域、約30,000店の店舗があります。(2009年6月現在)
出典 http://www.mcdonalds.co.jp/cservice/information/q_a/spe1.html#question-1

質問した6カ国には、すべてマクドナルドがあるのでしょう。

ジェシカ ウィリアムズは、この書でヨーロッパの宗教離れを問題にしていました。
フランスでは、毎週教会に行く人は13人に1人だけ。

キリスト教との60%は、欧米以外の、特に発展途上国に住んでいるのだそうです。

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