みんなの教育技術より小3道徳「三本のかさ」指導アイデアを紹介します。
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目次
授業を展開するにあたり
使用教材:「三本のかさ」(教育出版)
三年生の児童は自らの行動を、「自分がされたらどう感じるか」と置き換えて考えることができるようになってきます。しかし、スキルを学ぶだけでは足りないと感じることもあります。
児童の間にトラブルが起きたとき、話合いの後、ただ単に、「ごめんね」「いいよ」と伝え合うだけのやりとりになってしまう場面や、挨拶や言葉づかい、ふるまいなどが形ばかりになっている場面が、児童の日常生活の中でしばしば見受けられます。
この教材は、きょう子さんから傘を借りた三人が、傘を返しにやってくるお話です。三人の傘の返し方には、それぞれの「真心」が込められており、きょう子さんは返された傘を見て、すがすがしい気持ちになります。
返された傘にどんな思いが込められているのか、児童と考え議論し、真心の伝わるふるまいについて考えを深めることができるのではないかと感じます。