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3月13日の社説は・・・

2015-03-13 05:31:49 | 社説を読む
特に大きなことはありません。
これまで掲載できなかった社説が登場するかも?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 津波被災からの復興―企業にできることがある

読売新聞
・ 辺野古調査再開 理解得ながら移設を進めたい(2015年03月13日)
・ 農産品輸出拡大 生産者と企業の連携強めよう(2015年03月13日)
 
毎日新聞
・ 北陸新幹線開業 活性化の触媒にしたい NEW (2015年03月13日)
・ 群馬大連続死 病院全体の責任を問う NEW (2015年03月13日)

日本経済新聞
・ 「1強」時代を迎えた流通再編のあり方
・ 新卒一括に偏らない採用に

産経新聞
・ 国連防災会議 「命守る教育」を広めたい
・ 北朝鮮への制裁 拉致進展なければ強化を

中日新聞
・ 自衛隊の統制 文民の理性が問われる
・ 川崎の殺人事件 目に余るネット情報 

※ 見事にテーマが分かれました。

 新しいものは、流通再編、国連防災会議ぐらいのもので、少し前の内容が
並びました。

 ここでは、中日を取り上げます。

「川崎市の中学生殺害事件で、インターネットにあふれる容疑者とみられる少年らの個人情報が目に余る。好奇心や義憤に駆られた面があるかもしれないが、人権侵害の恐れが強い投稿は慎むべきだ。

 少年三人が逮捕されたこの事件では、二月の発生直後から犯人を割り出したと称して、幾人もの個人情報が誹謗(ひぼう)中傷の言葉と共にネットで広がった。

 犯人と決めつけて少年らの名前や顔写真、家族構成、住所などが投稿され、転載が繰り返された。さらに事件とは無関係の少年らの情報も飛び交った。

 リーダー格の少年の自宅前とされる場所から生中継する子どもまで現れた。家の表札や家族とみられる人たちの出入り、車のナンバーが写り込んだ動画を修整せずに配信したのには驚かされる。

 今でもこれらの情報はネット空間に残ったままだ。コピーが重ねられ、完全な削除は難しい。」

この事件に限らず、モラルの低いネット情報の多さにうんざりします。

日本は、これまで、何かあるとすぐに法整備をし規制をかけてきました。
それにより秩序が保たれてきたのです。

しかし、ことネットに関しては、あまりにも法整備が遅れています。
事件性の高いものには警察が削除命令を出しますが、そうでない場合は野放図です。
匿名性が高く、また、コピペが容易なために、一度流れると削除は難しいのが現実です。

「とりわけ事実無根の情報を流せば、民事、刑事両面で責任を追及されるリスクが高いことを自覚すべきだ。匿名での書き込みや転載であっても発信元の調べはつく。」

それでもこれだけ流れているのは、規制のハードルが低すぎるからでしょう。

「人権軽視の事態が放置され、ネット規制の動きが強まっては困る。」

私は、ある程度のネット規制は必要だと思います。

「ネットを暴力装置として悪用する風潮を食い止めるためにも、情報モラルを立て直す自浄努力が欠かせない。」

確かに暴力装置となっています。
「私刑」という言葉も飛び交っています。
「自浄努力」だけに期待するのはいかがなものでしょうか・・・。

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