アカデミー賞か・・・
・ テレビと政治 公平とは 広く議論を
・ 裁かれた道警 許されぬ憲法の軽視
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・ 「県民割」拡大 地域の観光活性化を一歩ずつ
・ 米アカデミー賞 若手監督が邦画の実力示した
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・ 演説中ヤジ排除「違法」 警察の言論制限を戒めた
・ 濱口作品にオスカー 日本の映画人勇気づけた
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・ EUの新法は巨大IT規制の試金石だ
・ 世界が認めた濱口監督の魅力
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・ 露の連れ去り 人道にもとる蛮行やめよ
・ アカデミー賞 世界が認めた邦画の深み
・ アカデミー賞 世界が認めた邦画の深み
・ 米アカデミー賞 評価を受けた「普遍性」
・ 中国の感染拡大 ゼロコロナ転換も探れ
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※ 朝日以外はアカデミー賞でした。
朝日です。
( 中 略 )
政治の伝え方は多様であっていい。だが放送法の要請に局全体でどう応えるかの「正解」はなく、さりとて個々の現場や局に任せるだけでは、時に判断を誤り、政治や行政の介入を招く事態にもなりかねない。放送の自由を守るうえでも、社会的合意の形成に向けて、率直に意見を交換する意義は大きい。
この社説には驚きました。
例えば『羽鳥慎一 モーニングショー』は、偏向のコメントでよく話題になります。
朝日新聞社の色がよく出ていると思います。
その線引きが難しいところです。
中日です。
秘密を抱えた妻を亡くした演出家兼俳優が、深い喪失感と向き合いながら、再生の光を見いだす物語。サムライもニンジャも登場せず、〇九年に外国語映画賞を受けた「おくりびと」(滝田洋二郎監督)のような日本情緒も漂わない。娯楽性の希薄な約三時間の長編が、全米で四カ月の拡大ロングランを続けている。
世界中がコロナ禍による喪失感と焦燥感、ロシアのウクライナ侵攻による不安感に包まれる中、濱口監督が作品に込めた救済と希望のメッセージが、言葉の壁を越えて、観客の心の内に深く静かに染み入った。
原作となった村上春樹氏の文学同様、一種「無国籍」的な劇空間が幅広い層の理解につながった面もあるだろう。
作品の重要な部分を占める劇中劇、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」。日本語、英語、北京語など数カ国語が飛び交う「多言語劇」のラストシーンで、ヒロインのソーニャが韓国手話で“語る”台詞(せりふ)が象徴的だ。
<生きていきましょう/長い長い日々を/長い夜を生き抜きましょう>
「多様性」の中の「普遍性」−。日本映画の新たな地平を切り開き、広く世界に知らしめた。「国際長編映画賞」の名に、これほどふさわしい作品はない。
長い引用になりましたが、社説として秀逸です。
私も見ていて、ロシア問題が気になっていました。
映画の公開以降の出来事なので、直接関係はないのですが、アカデミーの審査に影響を与えたかもしれません。