サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 作品61 (スコア付き)
カミーユ・サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 作品61 (スコア付き) 作曲年代:1880年 ヴァイオリン独奏:イツァーク・パールマン 指揮:ダニエル・バレンボイム 管弦楽:パリ管弦楽団 00:00 第1楽章 Allegro non troppo (ロ短調) 08:34 第2楽章 Andantino quasi allegretto (変ロ長調) 17:05 第3楽章 Molto moderato e maestoso - Allegro non troppo (ロ短調 - ロ長調) 《ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 作品61》は、サン=サーンスの最後のヴァイオリン協奏曲です。1880年に完成され、1881年1月2日、パリにてパブロ・デ・サラサーテの独奏により初演されました。献呈は初演者のサラサーテにされました。 《序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28》や《ハバネラ 作品83》と並び、多くのヴァイオリニストのレパートリーに入る名作です。サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は《第1番イ長調 作品20》と《第2番ハ長調 作品58》がありますが、《第3番ロ短調 作品61》は前作と比べて技巧的な面より音楽的な面で充実しています。特に顕著なのが第2楽章終盤で、独奏ヴァイオリンとクラリネットによって独特の響きが作り出されます。