台湾レポート－１０－

自分の目で見た台湾を社楽的に紹介する台湾レポート第１０弾。

今回は、行天宮（ぎょうてんぐう）。

三国志の英雄、関帝を祀る廟、いわゆる道教の寺院です。
多いときで１日に２万人以上が訪れる、人気の高い寺院・観光地です。

台湾の宗教は不思議です。
道教や仏教、儒教などが混ざっています。

門前の店には、お供え物が売られていました。



道教寺院の特徴は、屋根が、ツバメの尾の形をし、その上に龍が乗っています。
龍の指は、皇帝を表すときは５本、寺院では４本、一般民衆では３本と決められているそうです。



お供え物です。



これらのお供えは、時間が経つと、近隣の貧しい人に配られるのだそうです。

熟年女性が読経をしています。



老若男女、大きな動作で線香を上下しながらお祈りをしています。



若い人も、熱心にお祈りをしています。
新鮮な光景です。

けむりの向こうに、関帝が見えます。



汚れを落としてくれる人がいます。



共産主義と文化大革命で宗教が崩壊した中国本土では見られない光景でした。

さらには、日本人も、ここまでの宗教心はなくしてしまったのではないでしょうか？

生活に宗教が入り込んでいる台湾の人々が、うらやましく感じた１日でした。

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