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ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 作品70 B 141 (スコア付き)

2024-09-06 06:30:47 | 音楽雑感&関連サイト

ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調 作品70 B 141 (スコア付き)

アントニン・ドヴォルザーク: 交響曲第7番ニ短調 作品70 B 141 (スコア付き) 作曲年代:1884年12月13日~1885年3月17日 指揮:ヴァーツラフ・ノイマン 管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

00:00 第1楽章 Allegro maestoso (ニ短調) 11:12 第2楽章 Poco adagio (ヘ長調) 20:48 第3楽章 Scherzo: Vivace - Poco meno mosso (ニ短調-ニ長調) 28:29 第4楽章 Finale: Allegro (ニ短調)

《交響曲第7番ニ短調 作品70 B 141》は、前後の《交響曲第6番ニ長調》や《交響曲第8番ト長調》と比べると異質の暗い雰囲気に包まれています。その雰囲気は曲中にスラブ風の旋律が用いられていないことでも際立っています。ドヴォルザークが《交響曲第7番 ニ短調》のように異質な交響曲を作曲した理由を、母の死や政治的な理由とする学者もいますが、定かではありません。いずれにせよ、この時代のドヴォルザークの作品は異常に暗く劇的であるものが多く含まれています。 スラブ風の旋律を用いずに交響曲を構成しようとする方針は、ベートーヴェンやブラームスの影響があったものと考えられます。ブラームスは、《交響曲第6番 ニ長調》に対し「あなたの真の交響曲はこれ(第6番)とは全く違うものだと思う」とコメントしています。このことも《交響曲第7番ニ短調》への衝動になったのかもしれません。 初演は1885年4月22日にドヴォルザークの指揮でロンドンで行われ、熱狂的な歓迎を受けました。同年11月29日にプラハで、1887年1月16日にはウィーンでも演奏されました。

 

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