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1月13日の社説は・・・

2014-01-13 06:06:58 | 社説を読む
成人の日。成人の定義についての論議も行われています。

さっそく各社の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 成人の日に―逆境をチャンスに変える

読売新聞
・ 東京都知事選 「脱原発」訴える場に適するか
・ 成人の日 堅実さと柔軟な発想求めたい
 
毎日新聞
・ 成人の日 「いいね」だけでいい?
・ 分権の再起動 地方主導で国道移譲を

日本経済新聞
・ 若者たちの「外向き志向」を生かそう
・ 「小1の壁」をなくすために

産経新聞
・ エネルギー計画 原発の役割後退許されぬ

中日新聞
・ カンタ!大人の歌を 成人の日に考える 

※ 産経以外は、何らかの形で成人へエールを送っています。 

 おおよそ想定内の内容でしたが、私には毎日が印象に残りました。

現代の日本には情報があふれているように見える。でも、受け身で待っていたり、関心のあるものにしか接しなかったりすると、情報の少ない狭い場所に自分を追い込んでしまう。それでは判断を誤りかねない。

 視野を広げることが大切だ。東京だけでなく、地方からの視点も頭に入れよう。一方で、思考をグローバルに世界に広げよう。歴史を見つめることも必要だ。現代は過去の積み重ねの結果なのだから。

 限られた情報に短絡的に反応していると、思考までやせてくる。逆に、多様な価値に接することは、人生を豊かにするきっかけになる。


 視野を広げて、多様な価値観に接しようという、毎日新聞らしい主張です。

 
 中日の「・・・に考える」シリーズは、ドキュメンタリーっぽく、社説としては違和感を感じてしまいます。


 日経には珍しく、「小1の壁」という教育の問題を取り上げています。
 と思って読んでみたら、学童保育の問題でした。

子どもが小学校に入った途端、仕事の量を減らしたり辞めたりしなければならなくなる。そんな「小1の壁」という言葉がある。

 子供にとっての壁ではなく、働く親にとっての壁でした。

 さすがに日経でした。 

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