TRANS.Bizより「テンペラ」とは何か?技法や歴史・代表作のムンク『叫び』も紹介を紹介します。
テンペラのことはよく知りませんでした。ヴィーナスの誕生やムンクの叫びもテンペラだったのですね。
まとめです。
「テンペラ」は、カンヴァスに油絵具の組み合わせが主流になる前の、中世ヨーロッパでよく用いられた絵画手法です。顔料と卵を混ぜ合わせて使用します。
支持体は、カンヴァスが使われるようになる前には板が使われ、そのほかに写本の挿絵などにも用いられました。油絵具が改良されるとその便利さからテンペラはあまり使われなくなりましたが、現在でも、その特性である美しい発色や細密画を描くために、あえてテンペラで作品をつくることもあります。
中世のヨーロッパでは、テンペラのほかに、壁画には主にフレスコやモザイクの技法が用いられました。
■参考記事
「フレスコ画」とは何か?描き方や『最後の審判』など有名壁画も
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