テーマは別れそうです。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 豊洲百条委 都議会も問われている
・ ふるさと納税 返礼品より使途で競え
読売新聞
・ 北朝鮮石炭輸出 中国の制裁履行は緩すぎる(2017年02月27日)
・ クロマグロ漁 食べ続けたいなら範を示そう(2017年02月27日)
毎日新聞
・ 持ち主不明地 増加に歯止めかけよう
・ 原発の検査体制 質量ともに転換を図れ
日本経済新聞
・ 審査待ち原発の安全対策を引き締め直せ
・ 米温暖化対策の後退が心配だ
産経新聞
・ 聖徳太子が消える 豊かな知識の継承断つな
・ 人工島のミサイル 「中国の海」にはさせない
中日新聞
・ 保育園落ちた いつになれば解消する
・ 米欧の溝 価値観共有で真の絆を
※ 原発が2社以外は分かれました。
日経です。
「米環境保護局(EPA)長官に、地球温暖化対策などに反対するスコット・プルイット氏が就任した。温暖化に懐疑的なトランプ大統領の意を受けた人事で、米国の対策が後退するのは確実だ。
プルイット氏はエネルギー産業が集まるオクラホマ州の司法長官を長く務め、環境規制が行き過ぎであるとして環境保護局を相手取り訴訟を繰り返してきた。エネルギー関連企業との過去の緊密な交流も明らかになっている。
長官への就任挨拶では職員に「エネルギー開発を進め雇用を生みつつ、環境を大切にすることは可能だ」と語った。経済成長と雇用創出を最優先するトランプ政権の方針に沿った考えだ。
今後、火力発電所の温暖化ガス排出規制の撤廃に加え、石炭開発規制や水質汚濁防止策の緩和などに動くとみられる。政策転換の影響は米国内にとどまらない。
世界2位の温暖化ガス排出国である米国は、1位の中国とともに新しい温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の早期発効を主導した。米国が削減目標をないがしろにすれば、ただでさえ難しい世界全体の目標達成はさらに遠のく。」
特に大きな問題は次の点です。
「大統領の主張と合わない科学研究やデータの公開を拒む姿勢は、温暖化対策だけでなく科学技術全体の進展を妨げかねない。世界の不利益になることを、米政府は常に認識してほしい。」
自分に不都合な報道をしたマスコミを罵り、不都合なデータを消す、北朝鮮みたいな行動は時代錯誤です。
産経です。
「小中学校の新学習指導要領案で歴史用語の見直しに批判や戸惑いが出ている。とりわけ、聖徳太子について、なじみの薄い「厩戸王(うまやどのおう)」と呼ぼうというのは首をひねる。
国民が共有する豊かな知識の継承を妨げ、歴史への興味を削(そ)ぐことにならないだろうか。強く再考を求めたい。」
「厩戸王が後に聖徳太子として信仰の対象となり、日本人の心の持ち方に大きな影響を与えた。それを併せて教えればよい。
時代を貫いて流れるダイナミックさを知ることこそ、歴史を学ぶ醍醐味(だいごみ)ではないだろうか。」
だから小学校で「聖徳太子(厩戸王)」、中学で「厩戸王(聖徳太子)」とされたのです。
中日です。
「 宗教差別にも映るイスラム圏七カ国からの入国禁止に固執し、メディアを敵視し言論の自由を軽視する、トランプ氏の政策は欧州で強い反発を呼んでいる。
トランプ氏は、ありもしないスウェーデンの「テロ」まで引き合いに出して、移民の脅威を強調した。そもそも欧州への関心があるのだろうか。
日本も共有する人権などの価値観の軽視は、先進七カ国(G7)などの枠組みの存在意義にも関わり、国際秩序をも覆しかねない。
欧州自体が難民問題などで揺れるが、協調を確認し、思いを一つにするよう米国に訴え続けたい。トランプ氏は聞く耳を持たないかもしれないが、毅然(きぜん)と是々非々で向き合いたい。ディール(取引)だけの関係はもろい。」
その通りです。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 豊洲百条委 都議会も問われている
・ ふるさと納税 返礼品より使途で競え
読売新聞
・ 北朝鮮石炭輸出 中国の制裁履行は緩すぎる(2017年02月27日)
・ クロマグロ漁 食べ続けたいなら範を示そう(2017年02月27日)
毎日新聞
・ 持ち主不明地 増加に歯止めかけよう
・ 原発の検査体制 質量ともに転換を図れ
日本経済新聞
・ 審査待ち原発の安全対策を引き締め直せ
・ 米温暖化対策の後退が心配だ
産経新聞
・ 聖徳太子が消える 豊かな知識の継承断つな
・ 人工島のミサイル 「中国の海」にはさせない
中日新聞
・ 保育園落ちた いつになれば解消する
・ 米欧の溝 価値観共有で真の絆を
※ 原発が2社以外は分かれました。
日経です。
「米環境保護局(EPA)長官に、地球温暖化対策などに反対するスコット・プルイット氏が就任した。温暖化に懐疑的なトランプ大統領の意を受けた人事で、米国の対策が後退するのは確実だ。
プルイット氏はエネルギー産業が集まるオクラホマ州の司法長官を長く務め、環境規制が行き過ぎであるとして環境保護局を相手取り訴訟を繰り返してきた。エネルギー関連企業との過去の緊密な交流も明らかになっている。
長官への就任挨拶では職員に「エネルギー開発を進め雇用を生みつつ、環境を大切にすることは可能だ」と語った。経済成長と雇用創出を最優先するトランプ政権の方針に沿った考えだ。
今後、火力発電所の温暖化ガス排出規制の撤廃に加え、石炭開発規制や水質汚濁防止策の緩和などに動くとみられる。政策転換の影響は米国内にとどまらない。
世界2位の温暖化ガス排出国である米国は、1位の中国とともに新しい温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の早期発効を主導した。米国が削減目標をないがしろにすれば、ただでさえ難しい世界全体の目標達成はさらに遠のく。」
特に大きな問題は次の点です。
「大統領の主張と合わない科学研究やデータの公開を拒む姿勢は、温暖化対策だけでなく科学技術全体の進展を妨げかねない。世界の不利益になることを、米政府は常に認識してほしい。」
自分に不都合な報道をしたマスコミを罵り、不都合なデータを消す、北朝鮮みたいな行動は時代錯誤です。
産経です。
「小中学校の新学習指導要領案で歴史用語の見直しに批判や戸惑いが出ている。とりわけ、聖徳太子について、なじみの薄い「厩戸王(うまやどのおう)」と呼ぼうというのは首をひねる。
国民が共有する豊かな知識の継承を妨げ、歴史への興味を削(そ)ぐことにならないだろうか。強く再考を求めたい。」
「厩戸王が後に聖徳太子として信仰の対象となり、日本人の心の持ち方に大きな影響を与えた。それを併せて教えればよい。
時代を貫いて流れるダイナミックさを知ることこそ、歴史を学ぶ醍醐味(だいごみ)ではないだろうか。」
だから小学校で「聖徳太子(厩戸王)」、中学で「厩戸王(聖徳太子)」とされたのです。
中日です。
「 宗教差別にも映るイスラム圏七カ国からの入国禁止に固執し、メディアを敵視し言論の自由を軽視する、トランプ氏の政策は欧州で強い反発を呼んでいる。
トランプ氏は、ありもしないスウェーデンの「テロ」まで引き合いに出して、移民の脅威を強調した。そもそも欧州への関心があるのだろうか。
日本も共有する人権などの価値観の軽視は、先進七カ国(G7)などの枠組みの存在意義にも関わり、国際秩序をも覆しかねない。
欧州自体が難民問題などで揺れるが、協調を確認し、思いを一つにするよう米国に訴え続けたい。トランプ氏は聞く耳を持たないかもしれないが、毅然(きぜん)と是々非々で向き合いたい。ディール(取引)だけの関係はもろい。」
その通りです。