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『世界を変えた10冊の本』池上 彰

2020-03-20 08:16:13 | 哲学の窓
池上 彰 さんの『世界を変えた10冊の本』を紹介します。

私は最近よく思います。

1 名前だけ覚えて、「あぁ、聞いたことある」という人。 
2 池上彰さんの本やYouTubeでの中田敦ちゃんの解説で読んだ気になる。
3 2で興味を持って,もう少し詳しい解説本を読んでみる。
4 本物を日本語訳で読んでみる。
5 原語(せいぜい英語かドイツ語)で読んでみる

こうした階層があります。
2の存在が本当にありがたく、多くの関連本がある社会科教師には特にありがたく思います。
しかし、そこで壁ができてしまうのです。主に時間の関係なのですが、なかなか次の一歩に踏み出せません。
学生時代は4・5が当たり前。マルクスを岩波文庫で、カントやヘーゲルをドイツ語辞典を引きながら原書を読(まされ)みました。
学問の世界に触れた気分です。
でも、まずは2から入りましょう!

第1章 アンネの日記
第2章 聖書
第3章 コーラン
第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
第5章 資本論
第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」
第7章 沈黙の春
第8章 種の起源
第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論
第10章 資本主義と自由 

内容紹介です。
池上彰が独断で選んだ「世界を変えた10冊」をわかりやすく紹介。 誰もが知っている書物の意外な事実を伝えながら、その歴史的位置づけを徹底解説した、 現代人、必読の書。
 ・『アンネの日記』が中東問題に影響力をもつその理由とは?
 ・日本人だけが知らない『聖書』の内容とその歴史 
・『コーラン』から見えてくる穏かなイスラム教
 ・禁欲主義が成功を導く?『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
 ・『資本論』は資本主義の欠落を暴き、革命を招いた
 ・アルカイダの教本『イスラームの原理主義「道しるべ」』の中身 
・放射能、農薬……科学の落とし穴を告発していた『沈黙の春』
 ・『種の起源』が招いた宗教VS科学の対立に悩まされるアメリカ
 ・経済不況の処方箋となった『雇用、利子および貨幣の一般理論』 
・『資本主義と自由』の価値観がリーマン・ショックを招いた  

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