雑学総研発行大人の最強雑学1500よりおすすめ雑学を紹介します。
地球は毎年軽くなっている！？
質量保存の法則というのがあります。
地球のスケールで考えれば、ビルをどれだけ建てようが、人間がどれだけ増えようが、地球の重さそのものは変わりません。
しかし、地球の重さは変化している
のです。
宇宙との間で、物質のやりとりをし、増えたり減ったりしているのです。
結論から言うと・・・
地球は毎年5万トンずつ軽くなっています
まずは増えている
地球の引力に引きつけられて、宇宙空間の塵が約4万トンもふりそそいでいます。その分、重くなっています。
その塵とは、太陽系が構成された際の残がいです。
地球の誕生も、その塵が集まってできたのです。
NASAによると、地球は毎年温暖化によって160トンずつ質量を増やしています。｢システムにエネルギーを加えているなら、質量も増えているはずです。｣熱力学ってやつですね！
次に減っている
地球の核は、常にエネルギーを消費しています。
エネルギーを消費するということは質量も減っていくということです。
そのように減っていく質量は毎年約16トンになります。
それよりずっと大きいのは、毎年約9万5000トンの水素と約1600トンのヘリウムが減っています。
水素やヘリウムは、軽すぎて、重力で地球に引き留められないのです。
これらをプラスマイナスすると、地球は毎年5万トンずつ軽くなっているのです。
ちなみに、5万トンとは、地球の質量の0.000000000000001パーセント（10京分の1）にあたります。
このシリーズでは・・・
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