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ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27 (スコア付き)

2023-04-27 06:45:27 | 音楽雑感&関連サイト

ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27 (スコア付き)

セルゲイ・ラフマニノフ: 交響曲第2番ホ短調 作品27 (スコア付き)

作曲年代:1906年~1908年

指揮:ミハイル・プレトニョフ 管弦楽:ロシア・ナショナル管弦楽団

00:00 第1楽章 Largo - Allegro moderato (ホ短調) 16:32 第2楽章 Allegro molto (イ短調) 26:32 第3楽章 Adagio (イ長調) 38:42 第4楽章 Allegro vivace (ホ長調)

《交響曲第2番ホ短調 作品27》は、ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフが1906年10月から1907年4月にかけて作曲した交響曲である。当時のラフマニノフは、1901年に完成した《ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18》が大成功し、1902年には結婚、2人の女児の父となるなど、公私ともに充実していた。一方、ロシアの政治情勢は不安定で、1906年からの3年間、ラフマニノフは家族とともにドイツ・ドレスデンで過ごした。そんな折にこの交響曲は作曲された。 この交響曲は、チャイコフスキーやバラキエフといったロシアロマン派の様式に従いつつ、ラフマニノフ特有の美しいメロディーが際立つ。特に第3楽章の旋律は、1976年にアメリカの歌手エリック・カルメンが「恋にノータッチ」で引用するなど、時代を越えて愛されている。一方、シェーンベルクやストラヴィンスキーなどの前衛的な作曲家が登場していた当時、擬古的と批評する評論家もいた。また、冗長であるとしてカットして演奏されることも多かった。しかし、近年になって再評価され、カットされずに演奏されることも増えている。 初演は1908年2月28日にペテルブルグにて、ラフマニノフ自身の指揮で行われた。恩師のセルゲイ・タネーエフに献呈された。

 

 


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