【三重県の歴史】戦国時代、"三重"では何が起きていた? 伊勢長島一向一揆、天正伊賀の乱… 伊勢や伊賀の反信長勢力とは?
今回は、戦国時代の『三重県』について解説します。 三重県は、かつての伊勢、伊賀、志摩、そして紀伊の一部から形成されており、伊勢で一大勢力を誇っていたのが国司の北畠氏です。 一方で伊賀では、主に土豪が結合した独自の自治組織、伊賀惣国一揆が成立します。 やがて両国は、尾張の織田信長の侵攻を受けて、戦乱が激化していくのです。 ※一部ナレーションに誤りがあります。 10:13- (誤)こうずけ → (正) うえの ※動画内で「清洲城」の記載がありますが、戦国時代の正しい表記は「清須城」です。
◆目次 00:00 はじめに 00:13 伊勢国司北畠氏の内乱 02:23 伊賀惣国一揆の成立と六角氏の北伊勢進出 04:04 織田信長の伊勢侵攻〜長島一向一揆 06:51 天正伊賀の乱〜伊賀惣国一揆の滅亡 08:14 伊勢の小牧・長久手の戦い
◆主要参考文献
今村 義孝 『蒲生氏郷 (読みなおす日本史) 』 吉川弘文館
大薮 海 『応仁・文明の乱と明応の政変 (列島の戦国史) 』 吉川弘文館
光成 準治 『天下人の誕生と戦国の終焉 (列島の戦国史) 』 吉川弘文館
笠谷 和比古 『徳川家康:われ一人腹を切て、万民を助くべし (ミネルヴァ日本評伝選) 』 ミネルヴァ書房
藤田 達生 『蒲生氏郷―おもひきや人の行方ぞ定めなき』 ミネルヴァ書房
神田 千里 『信長と石山合戦―中世の信仰と一揆』 吉川弘文館
神田 千里 『顕如:仏法再興の志を励まれ候べく候 』 ミネルヴァ書房
神田 千里 『一向一揆と石山合戦 (戦争の日本史) 』 吉川弘文館
柴 裕之 『織田信長 (中世から近世へ)』 平凡社
柴 裕之 『徳川家康:境界の領主から天下人へ』 平凡社
竹井 英文 『東日本の統合と織豊政権 (列島の戦国史) 』 吉川弘文館
竹間 芳明 『戦国時代と一向一揆』 吉川弘文館
谷口 克広 『信長の天下布武への道 (戦争の日本史)』 吉川弘文館
平井 上総 『織田政権の登場と戦国社会 (列島の戦国史) 』 吉川弘文館
村井 祐樹 『六角定頼:武門の棟梁、天下を平定す』 ミネルヴァ書房
和田 裕弘 『天正伊賀の乱-信長を本気にさせた伊賀衆の意地』 ミネルヴァ書房