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東儀秀樹 雅楽ワークショップへ行ってきました

2013-04-01 05:53:07 | 日記
昨日は、江南市民文化会館で行われた、東儀秀樹 雅楽ワークショップへ行ってきました。



ロビーでは、雅楽の楽器を自由に触ることができました。

最も難しそうなのが篳篥(ひちりき)です。

オーボエの祖先のような、2枚リード楽器です。

いくつも試したのですが、出しやすいものと、全くでないものがありました。





龍笛です。

息の使い方によって、同じ指づかいで1オクターブ違う音を出すことができます。







最も魅力的だったのが笙です。
17本の竹を組み合わせ、そのうち15本にリードが付いています。吹いても、吸っても音が出ます。複数の穴を押さえれば、和音が出せるわけです。




東儀さんは、笙を吹きながら登場しました。神秘的で、宇宙的な和音でした。

クラウス・シュルツのような・・・、もっとわかりやすくいえば、ピンク・フロイドの「炎」の冒頭のような、継続する和音の中で、音が少しずつ変化していく感じです。

そして、篳篥に持ち替えました。

その表現力には驚きです。

オーボエとは比較ができないほどの不安定さは、コントロールさえできれば、逆に多彩な表現力につながります。

日本人の美学、宇宙観を表現していると思いました。

その後は、着ている服の解説です。狩衣を、脱いでたたみながらの解説でした。

そして、楽器について、スライドと、実際に音を出しながら解説をしていただきました。それぞれの楽器の表現する意味と、宇宙観は荘厳さを感じました。

「ハナミズキ」や「ジュピター」、「ふるさと」の演奏も聴き、西洋音楽にはない、演歌につながる音のゆらぎを感じました。

2部では、舞の意味、音符の読み方をを教えていただきました。

中国からの左舞、朝鮮半島からの右舞など、舞の歴史を学ぶことができました。


私も、ひとつやってみようと思いました。

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