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10月19日の社説は・・・

2013-12-19 05:35:28 | 社説を読む
イタイイタイ病が並ぶか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ ブラック企業―根絶のために行動を
・ イタイイタイ病―住民が培った信頼関係

読売新聞
・ 原子力規制委 独善性を排する改革が急務だ
・ イタイイタイ病 「全面解決」までの長い道のり
 
毎日新聞
・ 秘密法の報道 自民の反論は筋違いだ
・ イタイイタイ病 あまりに長い解決の道

日本経済新聞
・ ドイツ新政権は「大人の国」を築けるか
・ 中国は月探査への疑念を解け

産経新聞
・ 知事の責任 猪瀬氏の辞職は当然だ 五輪準備も都政も動けない
 
中日新聞
・ イ病全面解決 患者の側に立ってこそ
・ フィンランドの教育現場<下> 解決のかぎは公正さ

※ イタイイタイ病を4社が取り上げました。

 ここでは、フィンランドの教育を取り上げます。

「フィンランドでは成人して親と一緒に暮らす者は少ないという。身体に障害があっても同じだ。このため九年の義務教育では木工の授業を重視する。技能があれば社会的な自立につながるからだ。職業学校に進んだり、木工所で働くこともできる。

 課題を抱えた子だからこそ手厚く支え、その方が将来の自立につながるという考えはごく当然だ。しかし、その先に「その方が社会全体にとってもいい」と考えるのがフィンランド流だと思う。」

 ここは日本と大きく違うところです。
 このあと、不登校ゼロについて書かれています。

 フィンランドもいろいろと問題を抱えていますが、
「公正さを失わず、一人ひとりの力を伸ばすことで社会の発展を目指そうとする福祉国家の原則は古びていない。」

 その公正さとは・・・

「それはあらゆる場で格差を広げている今の日本にこそ取り入れられてほしい考え方だ。時間のかかる教育も、機会が平等に保障されてこそ、成果が生まれる。フィンランドののびやかな教育現場がそれを物語っている。」

 教育機会の平等を保障していることです。

 日本の教育を考える参考になります。

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