９月１７日の社説は・・・

今日は敬老の日。

朝日新聞
・　ふるさと納税　課題は返礼品以外にも
・　政府とＳＤＧｓ　かけ声に終わらぬよう

読売新聞
・　プーチン氏提案　動揺せず領土解決の原則貫け（2018年09月17日）
・　ジャポニスム　日仏の文化交流をより深く（2018年09月17日）

毎日新聞
・　「リーマン」から１０年　危機の土壌はすでにある
・　視点・自民党　人口減少の社会　政策の不在が生む不安＝論説委員・野沢和弘

日本経済新聞
・　医療界に働き方改革を迫る不正入試問題
・　テスラの危機とＥＶの未来

産経新聞
・　首相１０月訪中　「一帯一路」に一線を引け
・　敬老の日　地域で高齢者を見守ろう

中日新聞
・　物語をしてください　敬老の日に考える　

※　敬老の日は２社でした。

読売です。
「多様な日本文化の魅力をより多くの人に知ってもらう契機としたい。

　日本文化をフランスで紹介する祭典「ジャポニスム２０１８」が、パリを中心に開かれている。

　縄文展や、江戸時代の絵師・伊藤若冲の大規模展、日本映画１００年を辿たどる連続上映など、６７の公式企画が来年２月まで催される。日本政府が４０億円を投じた過去最大規模の海外文化事業だ。

　ルーブル美術館の入り口のピラミッドには、日本の現代美術家による巨大彫刻が設置されている。芸術大国で日本文化を大々的にＰＲする意義は大きい。

　祭典に触発されて、日本を訪れたいと思うフランス人が一人でも増えてほしい。欧州各国に反響が広がることも期待したい。」

観光立国を目指すなら、こうしたことも必要でしょう。
Wi-Fiなどの国内整備とともに。


産経です。
「お年寄りは、長く社会に尽くしてくれている。だから敬いたい。

　それなのに、日本を相次いで襲う自然災害が、お年寄りの命をも奪っている。高齢者を災害弱者にしない社会になっているのか。

　７月の西日本豪雨で浸水した岡山県倉敷市真備町では、５１人の死者のうち９割近くが６５歳以上だった。」

「今年の猛暑は気象庁が「災害」と呼んだほどだった。熱中症で９月上旬までに救急搬送された人の半分近くは、高齢者である。」

「災害が発生した後も気配りが必要だ。平成２３年の東日本大震災では、震災関連死の約９割を６６歳以上が占める。避難所などでの激変した暮らしは、お年寄りにとって精神的にも身体的にも過酷であるに違いない。」

高齢者と災害に関しての課題が並びました。

「鍵になるのは、地域や周囲の見守りと支えである。」

行政以前の問題でしょう。