白坂慎太郎先生の哲学入門
第96回、柳田国男です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=QcGCDU7XawQ
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説を見てみましょう。
柳田国男 やなぎた-くにお
1875-1962 明治-昭和時代の民俗学者。
明治8年7月31日生まれ。井上通泰(みちやす)の弟。松岡静雄,松岡映丘(えいきゅう)の兄。
農商務省にはいり,法制局参事官をへて貴族院書記官長を最後に官を辞し,朝日新聞社客員論説委員,国際連盟委員として活躍。
かたわら雑誌「郷土研究」の刊行,民俗学研究所の開設などをすすめ,常民の生活史をテーマに柳田学とよばれる日本民俗学を創始。
昭和24年学士院会員,同年日本民俗学会初代会長。26年文化勲章。昭和37年8月8日死去。87歳。兵庫県出身。東京帝大卒。
旧姓は松岡。著作に「遠野(とおの)物語」「海上の道」など。
【格言など】我々が空想で描いて見る世界よりも,隠れた現実の方が遥かに物深い(「山の人生」)
明治維新以後、日本の近代化の過程で、欧米の制度や学問の移入に主眼が置かれ、民間伝承や伝統的な年中行事などは後進的とも見なされました。
主役は、柳田国男です。
これまでの人は、偉人を文献で研究しました。
柳田は、普通の人を、自分の目と耳で実物を見て研究したのです。
柳田は、自身の研究を、江戸時代の国学に対して、新国学と呼びました。
日本は、古い歴史がなくならず、どんどん堆積していくことが特徴です。
ヨーロッパや中国は、異民族の支配者が来ると、過去のものを壊してしまうのです。
民俗学者は、環境保護の視点も日本人に根付かせたのでした。
第96回、柳田国男です。
ここから https://www.youtube.com/watch?v=QcGCDU7XawQ
デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説を見てみましょう。
柳田国男 やなぎた-くにお
1875-1962 明治-昭和時代の民俗学者。
明治8年7月31日生まれ。井上通泰(みちやす)の弟。松岡静雄,松岡映丘(えいきゅう)の兄。
農商務省にはいり,法制局参事官をへて貴族院書記官長を最後に官を辞し,朝日新聞社客員論説委員,国際連盟委員として活躍。
かたわら雑誌「郷土研究」の刊行,民俗学研究所の開設などをすすめ,常民の生活史をテーマに柳田学とよばれる日本民俗学を創始。
昭和24年学士院会員,同年日本民俗学会初代会長。26年文化勲章。昭和37年8月8日死去。87歳。兵庫県出身。東京帝大卒。
旧姓は松岡。著作に「遠野(とおの)物語」「海上の道」など。
【格言など】我々が空想で描いて見る世界よりも,隠れた現実の方が遥かに物深い(「山の人生」)
明治維新以後、日本の近代化の過程で、欧米の制度や学問の移入に主眼が置かれ、民間伝承や伝統的な年中行事などは後進的とも見なされました。
主役は、柳田国男です。
これまでの人は、偉人を文献で研究しました。
柳田は、普通の人を、自分の目と耳で実物を見て研究したのです。
柳田は、自身の研究を、江戸時代の国学に対して、新国学と呼びました。
日本は、古い歴史がなくならず、どんどん堆積していくことが特徴です。
ヨーロッパや中国は、異民族の支配者が来ると、過去のものを壊してしまうのです。
民俗学者は、環境保護の視点も日本人に根付かせたのでした。