石垣島に自衛隊駐屯地ができました。石垣島民は島が標的になるのではと懸念しています。国は無ければ南西諸島は脆弱地帯と思われる。置くことで抑止力となると考えています。どちらが正しいですか?
さんの意見がより分かりやすい。
このご質問の選択枝は、戦争の抑止と、島民の安全です。どちらも大切なことですが、優先順位はあると思います。
1.先ず自衛隊の駐屯地を石垣島に設けることが、より良い選択だと思います。
戦争の抑止は戦争が起きる前のこと、島民の安全は戦争が起きた後のことですから、まずは、「戦争が起きる前のことを優先する」のがより良い選択だと思います。
一旦、戦争が起きてしまうと、どちらの国の国民も怒り狂ってしまい、戦争を止めることが難しくなり、戦争を止めるまでに、多くの人々が亡くなってしまいます。戦争は絶対に起こしてはいけません。だから、先ずは戦争を抑止することが大切です。
石垣島に自衛隊の駐屯地がなければ南西諸島への侵攻は容易です。今日明日にでも、侵攻することができます。戦争が起き易いのです。これに対し、石垣島に自衛隊の駐屯地があれば、侵攻を躊躇します。今日明日の侵攻は抑止されます。戦争が起き難いのです。
だから、先ず自衛隊の駐屯地を石垣島に設け、戦争を抑止することが、より良い選択だと思います。
2.次に、駐屯地を設けることで石垣島が標的になることを島民が懸念しているという問題です。
石垣島は、中国軍に対する日本の最前線です。石垣島に駐屯地が有ろうが無かろうが、石垣島はすでに中国軍の標的になっています。石垣島に駐屯地を置かなければ標的にならないという考え方はお花畑でしかありません。
また、現在、中国と台湾は軍事的にかなりの緊張状態にあります。中国軍が石垣島に大量の兵器と弾薬を運び込み、台湾を攻める兵站基地としたら、台湾を裏側からも攻めることができ、中国軍がかなり有利になります。中国の台湾侵攻軍にとって、石垣島は、すでに標的になっています。
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