《 教えたいことは教えない 》
覚えたことは忘れるが、理解して形成された概念は忘れない。
教師にとって大切にしたいことは、教えるのではなく、子ども自らが獲得できるように仕向けたい。
それが、有田和正先生はじめ、多くの先人が言っている
「教えたいことは教えない」という名言である。
そこには、エネルギー=知的好奇心を高める仕掛けが必要である。
知識を理解に広げていくステップが必要である。
それが概念として形成される時間が必要である。
教育とは、「教」と「育」が必要なのである。