学期末は成績をつけたり出席状況をまとめたり、何かと作業が増えます。
高校生の音楽の授業で書いてもらっているノートを集めました。
どんなに詳しく音楽史や曲の解説をしても、なかなか10代の子たちには伝わらないことがあります。
「鑑賞の記録」を眺めてみても、本当に心に響いたのかどうかはすぐに分かります。
最近はNコン全国大会で金賞を受賞した小中高の課題曲を映像で見せました。
バッハやベートーヴェン、ショパンよりもずっと親近感を覚えるらしく
すごく興味を持った様子で集中して聞き入っていました。
感想も生き生きと書かれていて、本当に共感すればこれだけ自分の気持ちを
表すことが出来るんだなぁと思いました。
まずは身近なところから。でも、やっぱりこの一年間でもう少し…と期待をしてしまいます。
もっと想像力を持って、自分の感性を柔らかくして色々な音楽に触れてほしいと願います。