漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

故事成語類 「絶巧棄利」・・・老子の四字熟語3点セット・・・

2015年01月02日 | 故事成語類
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●漢検四字熟語辞典にもある「絶巧棄利(ぜっこうきり)」: 巧みに作られた機械や道具など便利なものを捨て て、自然の生活に戻ること。・・・3級レベルの熟語という位置づけのようですが・・・。
●出典は、老子。
 「聖を絶ち智を棄つれば民の利 百倍す  仁を絶ち義を棄つれば民、孝慈に復(かえ)る
 巧を絶ち利を棄つれば 盗賊有ることなし  此の三者は、以て文 未だ足らずとなす
 故に属する所有らしむ  素を見わし樸を抱き、私を少なくして欲を寡くす 」
(聖や智をなくすれば、(民は争うことがなくなって)民の利は百倍にもなるだろう。仁や義をなくすれば、(民は心をいつわることがなくなって)民は孝慈にたちもどるだろう。巧や技をなくすれば(民は欲望にくらまされることがなくなって)盗みをするものはいなくなるだろう。以上の3つのことだけでは言葉がまだ十分ではない。つまり、素樸をまもり私欲をなくすることである。)
●「巧を絶ち利を棄つれば」から、「絶巧棄利」の四字熟語ができたのなら、
 「聖を絶ち智を棄つれば」 ➪ 「絶聖棄智
 「仁を絶ち義を棄つれば」 ➪ 「絶仁棄義」 
 と、あと2つの四字熟語もあるんじゃないかなあ? 漢検辞典には載ってませんね・・・(^^;) 
 (注)他の辞典などには載っているものもあります。

●蛇足ですが、この3つうちの最初の「絶聖棄智」を祖述したのが、荘子の中にあります・・・が、長くなるので割愛(^^;)。
 *祖述:師・先人の説をうけついで学問を進め述べること(広辞苑)

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26-③対策 <実践問題その4> 語選択 読み書き

2015年01月02日 | 26-③ 向け 実践問題
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=書き問題=
●危ない危ない、看板が落ちてきて、もうちょっとで死にカカ( 懸 )った・・・
●シバクレアメ(柴榑雨)とは、はげしく降る雨、大雨のことである。
●シマ(仕 舞)った、財布を忘れた!!
●高野豆腐は、シ( 凍 )み豆腐のことだ
●注連縄・七五三縄は「しめなわ」と読むが、当て字ではなければ「(標 縄)」と書く。
●シュタクボン(手沢本)とは、①旧蔵者が繰り返し読んだ遺愛の書物 ②その書物の著者が自ら書入れなどをした本 のことである。
●ショウフン(嘗 糞)の徒とは、人にへつらって恥を知らない者のことをいう。
●食モタ( 靠 )れとは、食物が消化しないで胃に残ることで、食滞(ショクタイ)のことである。
●酒を飲まずにシラフ(素面・白面)で人と会う
=読み問題=
●標榜(ヒョウボウ)は訓読みでは「(しるしふだ)」と読む。目標としてのたてふだの事である。

=語選択=
A.しょうしん(小 斟):小宴・小酌
B.しょうしん(浹 辰):12日間
C.しょうじん(承 塵):天井のこと。
D.しょうじん(樵 人):きこり。そまびと。やまがつ。
E.しょうり (捷 利):勝つこと。勝利。

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