漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

26-③対策 類義語・対義語(実践問題その1)

2015年01月10日 | 26-③ 向け 実践問題
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●<類義語・対義語>の実践問題ですが、過去問や問題集などで取り上げられている熟語はあまりありません・・・。
●でも、ほとんどすべて広辞苑に所載の熟語です。当ブログの広辞苑・電子辞書から抜萃してみました。
過去問や問題集などをほとんどクリアできている人に向いている かも・・・少しレベルが高いかもしれません(^^;)
=類義語A=
(いき、せっき、ずだ、ちんじゅ、りんち、すいかん、ぎひょう、ほっす、やじょう、ほうよ)
●抖藪=(頭 陀)  ●長寿=(椿 寿) ●地球・大地=(方 輿) ●彗星=(赤 気) ●習字=(臨 池
●模範=(儀 表)  ●麈尾=(払 子) ●父母=(爺嬢・耶嬢)  ●彷彿=(依 稀) ●糾問=(推 勘

=類義語B=
(ほうはん、じゅぞう、しょしょく、おうわく、かいり、せいれい、かれい、かんかん、かんとく、ききゅう)
●長寿=(遐 齢) ●人民・民=(生 黎) ●返書・返事=(回 鯉) ●賄賂=(受 贓) ●邪悪・悪人=(奸慝・姦慝
●開闢=(剖 判) ●匹敵=(企 及)   ●五穀=(黍 稷)  ●無法=(枉惑・横惑) ●史書・記録=(汗 簡

=類義語C=
(ろぼ、くよう、けいがん、じょくげつ、けいご、こあん、えんたい、こうこう、あつび、こうこん)
●臨月=(蓐 月) ●開帳=(啓 龕) ●太古=(鴻 荒) ●子孫=(後 昆) ●単騎=(孤 鞍
●利発=(慧 悟) ●仙蹕=(鹵 簿) ●化粧=(鉛 黛) ●生計=(口 養) ●最後=(圧 尾

=類義語D=
(へんちつ、こうちゅう、ききゅう、えんしゅつ、せつど、しょくたん、となん、こうさ、こうさい、ぎぎ)
●躊躇=(擬 議) ●座礁=(膠 沙) ●凶年=(荒 歳) ●遺業・家業=(箕 裘) ●箪食=(行 厨) 
●書籍・冊子=(篇 帙) ●微行=(燕 出) ●国・国土=(刹 土) ●暴食=(食 耽) ●天下=(斗 南

=類義語E=
(がっそう、うんせん、しんぷ、はしん、せいいん、しんご、こっき、うんそう、しゅくせい、はいすう)
●早熟=(夙 成) ●参上=(拝 趨) ●枡=(斛 器) ●予言=(讖 語) ●総髪=(兀 僧
●水草=(蘊 藻) ●真実=(信 孚) ●門閥=(世 蔭) ●裁縫=(把 針) ●華翰=(雲 箋


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26-③対策 故事成語類と関連四字熟語 (実践問題その2)

2015年01月10日 | 26-③ 向け 実践問題
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●以前から公開している「故事成語類・実践問題(その1)~(その40)」の中から趣向を変えて、26-③対策用に案内します。
●上記記事を学習されている方には不要かもしれません。
●故事成語関連と派生している四字熟語および周辺知識等を再編成しているほか、若干の補足・追加等もする予定です。
●なお、いつものとおり、漢検の辞典・参考書・過去問題集や他の参考書・過去問題集などでに収録されているものは(若干混在するかもしれませんが)、基本的には載せないつもりなので、基本知識等はそちらで学習してください。

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●<読み問題>も混在させていますので試してみてください。
<実践問題その2>
①「経を談じてフクシ(腹 笥)虚し」 ➪  「五車フクシ(腹 笥)」、「フクシ(腹 笥)空虚」
②「男子、ホウ( 芳 )を百世に流すことあたわざれば、また臭を万年に遺すべし。 ➪ 「遺臭万載」 ⇔「流ホウ( 芳 )後世」「垂名竹帛」
③「カカツ(瓜 葛 )之親」:親戚の縁につながること。
④「譲は懿行(イコウ)なり。過ぐれば足恭(スウキョウ)と為り、曲謹と為り、多くは機心を出だす」 ➪ 「小廉曲謹」
⑤「・・・ オウソウショウシツ(泓崢蕭瑟) として、実に言うべからず・・・」:水深く山けわしく静謐なさま 
⑥「ケイショウ(珪 璋)特達するは徳なり」(礼記)
⑦「キントウ(金 湯)の固きも粟に非ざれば守らず」 ➪ 参考(「金城湯池」)
⑧「三人寄ればクガイ(公 界)」 ➪ 「クガイ(公 界)上手」
⑨「君子トウトウ(蕩 蕩)として小人セキセキ(戚 戚)たり」
⑩「大国を治むるはショウセン(小 鮮)を烹るがごとし・・・」  ➪ 同義の熟語 ホウセン(烹 鮮) 

<解説・説明>
①腹笥(ふくし)は腹の中の本箱を意味する。転じて博学を云う。
 *「五車腹笥」:車5台分の書物が腹の本箱に詰まっているということで広く学問に通じているという意味。
 *「腹笥空虚」:学問がなく無学なこと。
②(省 略) 
③つる草の枝葉が互いにまといつくことから縁続きのたとえとなった。
④懿行:徳行。美しい立派な行為。足恭(すうきょう):丁寧すぎること。うやうやしさの度が過ぎること。曲謹(きょくきん):細かく気配りしてつつしむこと。堅苦しいこと。(参考)「小廉曲謹」:つまらない潔さを間違っておこなうこと。機心(きしん):いつわりたくらむ心。機をみて動く心。
⑤泓:オウ、ふか(い)、きよ(い)、ふち  崢:ソウ、たか(い)、けわ(しい) 蕭:ショウ、よもぎ、ものさび(しい)、しず(か)  瑟:シツ、おおごと   「蕭瑟」:風のものさびしく吹く音(広辞苑)
⑥ずばぬけてすぐれたことをいう。
⑦「金城湯池」の略。「粟」は、ここでは食料の意味。
⑧公界:①公けのこと。公的な仕事。晴れの場所。 ②世間。人なか。③交際、つきあい。➪「公界上手」 ④課役 ⑤苦界=遊女のつらい境遇
 「三人寄れば公界」:この公界は①&②の意味。公界は表向きの場所、世間、公の場などの意味。人が三人寄れば表向きの場所となり、話した事はもはや秘密ではすまされなくなるということ。「公界上手」の場合の公界は③の意味。
⑨君子は心は穏やかでのびのびしているが、小人はいつもくよくよと思い悩んでいるということ
⑩「小鮮」は小魚のこと。(小魚を煮るように)国政を処理すること(国政運営の要諦)。「烹鮮(ホウセン)」(広辞苑)と同義。

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故事成語類 「塗炭」の炭は、火のこと(炭火)・・・

2015年01月10日 | 故事成語類
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●「塗炭の苦しみ」でお馴染みの成句、塗は泥、炭は炭火のこと。泥中火中に陥るような非常の苦しみ のことですね。
●出典は書経・商書。殷の湯王(とうおう)が夏の桀王(けつおう)を放伐したときに、禅譲でなく放伐だったことで湯王が慚愧していたときに、その賢臣(仲キという人)が慰諭した言葉が残っています。
●「・・・有夏、昏徳にして、民、塗炭に墜つ。天乃ち王に勇智を賜い、万邦を表正し、禹の旧服を纉(つ)がしむ(ここ)に(そ)の典に(したが)い、天命を奉若す・・・」
 *夏王朝の君主の桀王は昏迷不徳であったために、人民はあたかも泥中、火中に落ちるが如きの苦しみに陥った。そこで、天は湯王に勇気と智恵を賜り、法度を立てて万邦を正し、禹王の旧版図を継承させたのであるから、禹王の行なった常道を踏襲して天命に随順することは当然である・・・。 *「禹」は説明不要ですね、古代中国の理想的君主の一人、「堯・舜・禹」の禹ですね。
●なお、まったく関係ありませんが、同音の「トタン」はポルトガル語で、亜鉛鉄板のことのようですね、漢字・当て字はないようです・・・。ブリキは「錻力」「鉄葉」なんて漢字があるのに・・・。

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26-③対策  <実践問題その12> 読み書き 3文字熟語

2015年01月10日 | 26-③ 向け 実践問題
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=書き問題=
●ラジオや音楽を聴きながら学習している「ナガ( 乍 )ら族」って今でもいるのかな?
●仲人(なこうど)は漢字一字で「 妁 」と書く。バイ( 媒 )酌人の「バイ」には、「なこうど」の読みはない(読むとしたら当て字である)。
●刃物の焼きが不十分なことを「生焼き」というが、漢字2文字では(鈍 焼)と書く。
●なまふ(生 麩)ってそのまま食べられるんですか?
●主として明治期に使われた言葉で、フォークのことをニクサ(肉 叉)と書いて読んでいた。
=読み問題=
●あなたの生業(訓読みで:なりわい)は何ですか?
●菟糸子(トシシ)は菟糸(ねなしかずら)の種子のことである。
●「輦(てぐるま)の宣旨」とは、宮廷内で輦に乗ることを許す宣旨のことである。
●「何方道(どっちみち)、受からない」なんて、弱気なことを言っているのは何方(どなた)ですか?
●「嗟来(さらい)の食( し )」とは、「①さげすんで与える食物。②人を見下げたふるまい。」のことである。
=3文字熟語=
<読み>
●太為爾(たいに):仮名47字を重複しないように作った歌。いろは歌に先行するもの。
●犯土日(つちび):陰陽道で、土を犯してはならないとする日。
●鈍副司(どんふうす):愚かな仏弟子。ばかな小坊主。
●入津米(にゅうしんまい):海上輸送で市場に持ってきた米。 ⇔ 回着米
●根金際(ねこんざい):全く。とことんまで。➪( 「根から」と「金輪際」とが合してできた語 )
<書き>
●しょうせいこん(招婿婚):むこ入り婚のこと
●そうかれん(葱花輦・葱華輦):天皇の乗輿の一つ。屋上に金色のソウカ(葱 花)の飾りを付したもの。
●せちべん(世智弁):①(仏)セチにたけてずるいこと。こざかしいこと。②けちくさいこと。吝嗇。 ③せちべん袋の略:旅人が刀の柄のよごれを防ぐためにかぶせた革袋。せちべん。*「せちべん坊」はけちんぼうのこと
●しんくい(身口意):人間の一切の活動。三業(さんごう)。
●とくびこん(犢鼻褌):ふんどし

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