FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

はい上がれんのかっ!?

2013-04-09 12:29:31 | 日記
ターザン山本こと山本隆司とタニガワサダハルンバこと谷川貞治の掛け合い漫才ならぬ、タッグマッチチャンピオンカーニバルか。。。。
天国と地獄の世界を潜り抜けてきた男たちのサラケダシ人生指南本。
ターザン山本。。。。「男のしぶとさ」の体現者。生き様とはシブトサなり。長州力を本当に「切れさせた」男。。。90年代のプロレス媒体仕掛け人。。ベースボールマガジン社の日かげ部門だった「週刊プロレス」を大メジャー雑誌にした男。。。凄腕カリスマ編集長

サダハルンバ谷川貞治。。。。若い世代は、格闘技イベントのプロデューサーの印象が強いらしいが、私にとってはあの「格闘技通信」の名編集長の方が強く残っている。40数億円の借金を背負い込みながら生き抜いている男。


相当明け透けに語り通してくれているもの出来ないもの含めて響くものかなりあり。

感動したことのいくつかの一つは、地獄に叩き落された時に様々な人たちが助けてくれていることだ。しかも音信もたってかつての友人とかも来るからスゴイ。。。

捨てる神あれば拾う神あり

地獄に仏

生々しい人生の様相にリアルに存在する言葉に打たれる

元気が出てくる。仕事、人間関係等で悩んだり腹立てていたりしていることが馬鹿らしくなる

人生ギャグですよ~!これってターザンが迷惑をかけた人たちが聞いたら相当アタマ来るだろうけれども。。。。年間3万人以上の自殺者が出てくるこの国の人たちに読んでもらいたい

もし自分に子供がいたとしてその子が虐めを苦に自殺しようとしていたらこの本を読ませて話し合いたい

ターザンは無茶苦茶だけど神がかり的な真理を突いてくる言葉をポーンと投げかけてくれる

ターザンが見抜いた国民性とか仕事の取り組み方や女性に対する考えとか。。。。

お前が言うかッ!という部分も否めないが、やはり奇妙な光り方をする言霊に引き込まれるのは間違いない

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