FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

踊子のつづき…長くて御免ね

2016-04-12 18:49:11 | 日記
読了する(#^.^#)

「禽獣」も掴んで離さない凄い小説だった。

雑種を孕んだドーベルマンの雌に蹴り上げるシーンに唖然。(+_+)動揺する。

そのくらいに画がありありと浮かんでくるくらい文に力があるのだと思う。

いや、俺の下手な解説なんぞなどと見苦しい謙遜などいたすまい。

禽獣とはこの物語内でいうところ「菊戴(キクイタダキ)」という可愛い小さな鳥のことだ。

この作品を読む前に何やら伝説の生き物なのかとも勘違いしたくらい響きが惹かれる題名だった。

思い出す。

小学1年生の当時、私が鍵っ子で友達もいなく淋しく放課後を過ごしている姿を見かねて父が買い与えてくれたセキセイインコのつがいを思い出した。

雌の「ピーコ」の気性が荒く凶暴でおとなしい薄水色の雄のインコはいびり倒されて3日ともたず死んでしまった。

団地裏山の駐車場の崖っぷちに埋めてあげた。

見晴らしが良いと思ったからだ。

6歳のころだった。

文章が湿ってる。

とにかくエモーションに訴えかけてくる。

「伊豆の踊子」だってウィキペディアに掲載してあった誤読論争のエピソードそのまま私も誤読していた。

そう、あのラストシーンの踊子の薫と主人公が港でお別れするところだ。

どちらが「うなずいた」のか論争だ。

川端康成も時を置いて、青年がさよならを言う代わりにうなづくだけだったと解釈されても逆に良いかもね…みたいなことを言ったのだったら嬉しい。

これは文法的にこちらが間違いだったとしてその誤読効果でザックリ心に刻まれたのならそれも良し!というならホッとする。

きっと本を深くしっかりと読み込める人にとっては馬鹿らしい話しを私はしているのだろう。

でも浅学菲才の者でも敷居高くなくどうぞお入りなさい!と川端が声掛けしてくれたような気がしてならないのだ。

純文学は文学者たちだけのものではないよということもそっと言い添えてくれているような気がするのだ。

それから「温泉宿」だ。

温泉街の宿町で逞しく生きる女性たちの姿を見つめているような錯覚を感じる小説でとても好きだ。

これでしばらく遠ざかっていた女性に対する尊敬と畏敬の念を呼び起こされてまた女性が好きになった。そんな心の準備のようなものを復活させられたことがグッドだ。

逞しさと色気と崇敬。これが思い浮かぶことは自分だけか。

街の本屋さんで平済みされているものを手に取ったのだが、A高校課題図書云々とポップが打ってあった。

はたしてこの本を童貞時代の高校生の私が手にとってもピンとくるものがあったのだろうか?と一抹の不安を感じた。

何度ともなく映画化にもされ日本人に愛されている国民小説。

分かりやすい言葉で完璧な描写で描き出され長短問わず構築されている(三島由紀夫説)この物語には

表面上では映らない実は奥深いそして根深い暗闇も垣間見えるような感じを受ける。

私は単なるミーハーですからそこからの分析やら解析は学者に任せただ物語に没入し浸ることしかない。

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「伊豆の踊子」他掌編たちの名作の理由(書けません…)

2016-04-12 13:08:59 | 日記
読むのが遅くて本当はここに出しちゃいけないんだけど。

我慢できず。

今現在進行形中で「禽獣」を読んでます。

もうすぐ読了します。

しかし!

もう言わずと知れた名作中の名作。

国民的作家「川端康成」

そうです。そうなんです。「今さら川端康成」をやってます。

なんだろう五十路手前にして、紆余曲折やってます。

途中にあまりの作品の凄さに熱うなされこの作品の解説を皆さんどうやって書いてるんだろうと

ネット覗いてみました。

もう既に語りつくされているとは感じていたがこれほどまでに!とは思わなかった…

皆さんの論じてる内容も超高レベル。

おれの駄文ダブンの入るすき間もありゃしない有様。

でも一度二度とこの作品群に触れてしまったからにはスルー出来ない。

これくらい時空を超え国境を越え人種を超えた?名作中の名作レベルだと

愚鈍なオレの頭にもグリグリ入ってきます。

これが傑作の働きだと思うのです。何言ってるか分かりますか?

勿論、誤読あり見落とし読み落としあり勘違い思い込み読みあり、なのですが

誤読してもなおそのインパクトが増し増しになるのがショックっす。

何ていうのかな…

命を削りながら書きつける作業。っていうんでしょうか?

それこそ鉛筆の先っぽをカッターで少しずつ削りながらのイメージです。

寿命を削りながら作って行く一編の小説。

惚れているね。

今完全に一目ぼれして頭おかしくなっているレベルの話しになってるね。

他に「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」と掲載されてますがどれも強烈な存在感が立ちはだかっています。

綺麗も美しいも若いも老いも飛び越えて鬼かもののけの姿をなして浮き立ちます。

個人的には「温泉宿」に憑りつかれてます。

作品内容がサッパリ分からないでしょうがそうでしょう。

もっと上手なもっと深い解説は他の方にお任せします。

三島由紀夫の解説もこの文庫には掲載されてますから平伏してお譲りします。

ここは私の空間ですだから気ちがいじみて熱を帯びた気持ちだけを

取り急ぎ載せてみたいと思いました。

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易占いしてみて火水未済

2016-04-12 11:27:28 | 日記
49歳の誕生日にこれかよ!

未だに完成されてないオレ。

まだまだ道は長いらしい。

今すぐには願い叶えず。

もう、今日一日やる気なくした。

ホント俺の運命はとろい。

鈍くさい運命背負ってるよ。

うすのろ人生だよ。

なんで器用にパッパパッパ!スピーディーにコナシテいけないんだろう?

面倒臭いよオレの人生。

悲願達成まで行かずに人生終了しちゃうよ。

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