半世紀生きてきてチョットわかった

若い時は


反射神経で



生きていくしかない!



…と思っていたのに。



いま初めて分かった。



幻を追い求めすぎていたこと。



反射神経とかオッチャンにはまるっきり関係ないこと。



鈍くさくて、むさ苦しくて上等なんだと。


速読法なんてクソ喰らえ。


遅読、誤読、積読、それでいい。



他人が評価する筋合いじゃない。



カレーライスが食いてェと思ったら匂いを嗅ぐと込み上げてくるくらい食い続けていい。



そんなこと、取るに足らないことどんどん分かってくる。


だから生きてください。



死なないでください。



オッチャンが見つけるまで逃げ切って下さい。



迎えに行きます。死んでも迎えに行きます。



一緒に笑ってザマア見ろっ!!!てあいつらに言いながら楽しみながら逃亡しようよ。







だから死ぬな。

白黒はっきりつけないでもいい

「大阪で女子中学生が飛び降り自殺した」ニュースを読んで。


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五十一年間生きてきてきた。

中途半端にいい加減に自分勝手に生きてきた。

世間を騒がすような実績なんか皆無だし上司にも先輩にも怒られダメだしの連続だった。



ひとに傷つけられたこともひとを傷つけたことも沢山あった。


呪いの言葉も吐き出し時もあった。


ブラックすれすれ企業で働いてノイローゼ一歩手前もあった。


結婚もした離婚もした。

沢山「人生骨折」してきた。

逃げてきた。


逃亡人生。


立ち向かって戦い始めても雲行き怪しくなったら即撤退してきた。


天才でもなければ凡才でもないヘタレ男子選手権日本代表だと自負している。


ムカつく奴も沢山いる。殺意を覚えることも多々あり。会いたくないなと思う苦手な人もいる。


でもやっぱり…人生生きるに値するかもしれん…と最近つくづくそう思う。

絶望しないでほしいと祈るようにこの手紙を書いています。


身も心も力尽きる前にきみに会いたかった。見つけたかった。

一緒に逃げてあげたかった。


理不尽の思いをしたらそこから速攻で逃げて。


逃げる場所がない?どこに逃げたらいいか分からないね。


誰にも相談出来なくなるよね。もうどうしたらいいか分からなくなるね。


君はひとの何倍も優しくて真面目で誠実で他人よりも自分を責めてしまうタイプなんだね。


オッチャンもそんな八方塞の四面楚歌の場面に何度も出くわしたよ。もうオシマイだと観念したしたことも。

でも今、こうやって生きている。図々しくね。



歯がゆい。ツライ。
　

君が心ふるわせて一人っきりでいるのを察知できるアンテナが本当に欲しいよ。

どうか力不足のオッチャンを許してください。

エリアを広げたい～ここでない何処かへ

10年20年同じ地域で生きている。


長い。



この仕事場も20年。


違う地域で生きてみたくなっている。


ここよりも遠い地域で。


遠いといってどのくらいなのか。


うん、一先ず日帰りするにはきつい場所まで。


交通手段の発達した現代では海外でもそれほどなくなったが。


そうそう帰ってこれないところ。


何処だろう。


言葉も価値観も人種も想像もできない場所。


ゆっくり考えましょう。



人生後半戦はパートナーと一緒に世界を旅したいね。


ゆっくり焦らず。止めず。