FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

月光:再生

2019-01-16 17:07:51 | 創作詩
夜のとばり



帰宅途中の私の体を


包むように光が降る



香り高く


湿り気もなく


静かに風が


わき立ってくるのは気のせいか



森も湖も皆無な汚れた街で


激務と酒のハンマーでボロボロになった体に

聖らかな気配がわたしを包むのは幻なのか



行先も分からなくなる足取りに



投げやりな表情だけが映しだされる



叫びもしない


狂いもしない


すべて月が身代わりに



星はいらない


月がいい



祈るがごとく


見つめるがいい




その月はお前以外見る者はいないのだから

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バランス

2019-01-16 16:02:20 | 雑感等々
太陽が月に向かって


おまえが輝いているのは


オレのおかげだぞといってしまったらお終い。



だれのお蔭で明るいと思っているのだといったらお終いだ。


太陽のおかげで輝いている太陽系の星たちはどれ一つ欠けても


バランスを失い全て壊れてなくなる。


太陽も含めてすべて消滅してしまう。


だから一家の大黒柱のお父さんは家族に向かって言ってはならないのだ。


悔しかったら自分自身で輝いて見ろなんて太陽は言わないんだから。


みんなお互いが必要な存在なんだから。


太陽は裏表もなく輝きつづける。


そして太陽系の家族みんなは今日も元気に明るく回っている。



OKです。


さあ今日も賀詞交換会に行ってきます。


遊び?


お仕事です。

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