FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

懺悔する価値もない

2019-08-18 18:39:24 | 創作詩
このように

素面の脳みそで書いている文章なんてウンザリだ


酒が入って覚醒していたり酩酊していたりした文章なんて

恥部をさらして街を徘徊しているみたいで目も当てられない


なのになぜここに書く

これは一発で分かる


書かずにはいられないからだ


書かずに死ねないからだ

後悔して生きてきた


その繰り返し


後悔の連続で出来た傷跡が俺の痕跡だ


こういう気取った文を書いた直後に来る後悔が俺の本質


オレそのものなんだ


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血液型は信じないが血は信じる

2019-08-18 18:15:16 | 雑感等々
なんて気取った言い方しなくて良いんだ

子供のころ本当に酒飲んで酔っ払って帰ってくる親父が大嫌いだった

夜中終電ギリギリで帰ってきて


大騒ぎして帰宅

寝ている俺を起こす何やら力こめて喋っているがベロンベロン

何言っているか分かんないんですけど

ギュッと抱きしめる



臭いし気持ち悪い普通に気が狂っているオジサンとしか見えない



こんなのが二日に一回か


素面の時は厳しいジジイだ「男とは~」とか「こうあるべきだ~」とか


説教臭くてとっつきにくい


おとうさん大好き!とか子供のくせに顔色伺って忖度発言していたが



大嫌いだった


中高は仕方ないが大学に受かった瞬間家を出た


アパート借りて念願の独り暮らしだ


酒も飲まなかった飲めなかった


大学では体育会バリバリだったのでよく池袋の養老の瀧だった


先輩からはパワハラバリバリに一気っ!の連チャンだった


でもそれ以外は一滴も飲まない


・・・・・・・・なのに



それなのに


四十手前からダムが崩壊するように飲み始めた


酔いたいのだ



酔い潰れたいのだ


だからノンアルコールビールなんて飲まない


ビールの味は欲しくない


味じゃない酔いだ


やっぱり血は争えないのか



タバコもギャンブルもいらない


酒場は外せなくなった


血は争えない


血族は争う 歴史の証明するところ―実感


憎みながらも結束の呪縛

四十五十と飲み続けて出禁の店もあって

懲りずにやり続ける



愚かとは何だろう


こうなったらこういう事になるぞと分かっていながら


やってしまうこと

その先は見えているのに行動を止めない奴が禺者だ


禺者よ汝の名は我なり


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