FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

キッチンドランカーラブ

2020-02-08 13:45:01 | 創作詩

声なき声を聴きとりたい。

表面上の姿だけでなくその下に隠れているものを感じ取りたい。

人を傷つけたくない。傷つけられたくもない。

酒を断つと言葉が出てこない。

酒で脳を麻痺させ気分よく言葉を吐き出したい。


もう少し断ってみよう。

素面の言葉は味気なく。


素面の羞恥心を越えて紡ぎ出した言葉は酒のせいにも誰のせいにも出来ない。

大好きなサッポロの大瓶も遠ざけて脳みそデトックス。

自分の言葉に味気無さ。

頭がオカシクなって言葉が立ち上がる。

言葉がオレに語りかける。ささやく。


それが好きなのだ。

デタラメなのに頭で考えて出したものでない。

純粋なのだ。

バカなのだ。

これっぽっちも羞恥心がないから「まんま」の自分だ。

勢いがなくなったら終わりだ。

生まれるも生きるも勢いだ。エネルギーの発露だ。


枯れたら死ぬしかない。

死んだら言葉は土に埋まる。

血の流れも勢いだ。

心臓の動きも勢いだ。

痛みも辛さも楽しさも喜びも勢いだ。

勢いが止まったら終わる時。


まだ終わらんよ。

勢いを圧縮して爆発&三段跳び。

ラストスパートの人生フルマラソン。復路だ。




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