FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

ヨコハマ・バラッド

2021-08-23 22:58:49 | 創作詩
ざわついている。

心が叫んでる。

波が鳴いている。

かもめがライトアップに向かって闇に飛び立つ。

マスクした恋人が寄り添い歩く。

眠らない船。

消えない星。

遠くの汽笛。


街の頭上がぼんやりと明るい。


潮の香りはない。


光を照り返す海面。

何度も映画小説歌の舞台になりTokyoとは一線を画す独特の存在。


いつもギュウ詰めのハマ線と狭い駅舎の静けさ。

疲れ切ったサラリーマンたちや塾帰りの子供ら。

すれ違い立ち止まらずフェイドアウト。


逆を行け。そのまま。








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人生の隙間時間

2021-08-23 15:52:19 | 雑感等々
甘党なら、チョコレート我慢する。

のんべえなら、酒を控える。

チートデイを設ける。

よっしゃー!カロリー気にせず食べる。

気絶するまで、飲むぞと。

渥美清は映画俳優で売れるために大好きだった煙草をやめた。

酒と本と映画と音楽に代替できるものなんてある?

酒やめて体が多少健やかになる。

心が病んでしまう。

意味がない。


本と映画をやめる。

心が枯れる。

意味がない。

音楽を聴くのをやめる。

時間が余る。

意味がない。


人はなぜこの世に生まれ死んでいくのか。

大芸術家でなければ生きた証がないではないか。

作品を残す。

家庭を作り子孫を残す。


いらない。


何も残さないでいい。

金も残すな。必要のない争いが残る。


あの世にはなにも持っていけない。

持ていけるか否か、戻ってきて証明した人はいない。


生まれて死ぬまでの隙間時間。



そう宇中規模からみたら隙間も見れないほど隙間。


金は自由を生む。

その金を生むために時間とエネルギーを売る。


そう人生本当に隙間程度の自分の時間。

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