親子だって、合わないものは合わない。
医者だって合わないものは合わない。
漢方薬だって合う合わないがある。
顧客ともそういうことだ。
でも、合うものだけを探していても生き幅が狭くなるだけだ。
我慢も時には必要か。
べつに仲間とつるまなくていい。
相棒がいないならピンで。
大事なことは、一人でも楽しんで生きること。遊ぶこと。仕事すること。
これは学校では絶対に教えてくれない。
おれも誰かといなきゃ楽しくならないと錯覚していた。
親友なんて作ろうとしなくていいんだ。
カノジョがいないと恥ずかしいなんて高校大学までの幻想だ。
本だって、映画だってやっぱり合う合わないがある。
物なら躊躇せず捨てる。捨てる。
チームワークが苦手だ。人間が嫌いだ。共同生活はもうやらない。
家族もいらない。
親友も必要ない。
でも自分は捨てられない。切れない。
ならば死ぬまで付き合っていくしかない。
80手前の資産家のオヤジさんがまだまだ元気で生きていきたいと言ってた。
息子たちにマンション残してあげたいとか、仕事もろくにしないから
コーヒーショップの営業ライセンス取得してお店を持たせてあげたいなとか。
バカ息子たちはそんなの望んでないのに。
でもまだまだ死ねないらしい。
自分と奥さんのために全部使い果たしちゃえばいいのに。
親心なんて滑稽なものだ。
そんなもんか。
親になったことないから知らん。
好きにすればいいんだ。