女と男の境目には、
静かな川がある。
お互いが、悲しき相容れない隙間風。
もっと、ボクを突き放してくれ。
君に近づきたくなるよこしまな気持ちが許せない。
絶対、許せない。
騙して良いよ。
鴨っていいよ。
ネギ背負うよ。
愛しているなんて、口が裂けても言えない。
君と僕は同じコインの裏表。
出逢いが絶望なの。
表と裏は出逢わない。
だからもっと僕の背中越しに「嘘」をついて。
君の「嘘」がララバイ。
おやすみなさい。
少しだけ寝たふりして、家から出ていき遊びにいきます。
だって、キミは嘘が下手すぎる。
女の子って嘘が上手なのに。
君だけは嘘が。
さようなら。
さようなら。
お休みなさい。