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酔いどれの誇りと踊る熊へ

「アナザーストーリー田中角栄」観ました

2017-03-09 10:46:44 | 日記
三部構成。

第三部が肝。

田中金脈の成り立ちだ。

太平洋戦争終戦直後。

東京大空襲による「理化学研究所」工場移転計画。

日本海渡って朝鮮半島まで資材を運ぶまでがまずは命がけだ。

多くがあまりの危険性にしり込みする中、角栄は請け負う。

艦長に酒を飲ませて戦艦に資材物資を運び入れることに成功。

終戦。

軍票を持っている角栄は大急ぎで現金に換える。

約90億を手にすることになる。

これが後の政治資金の源になった。

命がけで仕事をしたキッカケはあろうが逆恨みや妬みがあってもおかしくない。

しかし側近からも許されたのは角栄が私腹を増やすことをせず

政治活動に使ったからだった…

う~ん。

でも内閣総理大臣になってから2年チョット。

短い。

そのスケールや雰囲気やキャラクターや人気度から考えてもあまりに短すぎた。

政治資金の闇のアナザーストーリーだ。

真っ暗で深遠な闇だけに照らす光が全貌を現わさない。当り前だが。

闇の向こう側の魑魅魍魎とした世界の気配は感じる。
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