FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

G線上のアリア、から、そして

2024-05-15 00:47:57 | 創作詩
卒業する。


悲しみと、涙から、そろそろ出ていくよ。


卒業写真は、誰にも見せない。

だって、いまもいつまでも君は君のままで。

ちょっと怖いかな。

ありえないことがあると、思って生きてみたのに。

ありえないことなんて、無かった。



青春なんて、なかった。


あるよって、言ってくれたのに。


バラ色なんて、無かった。


だから、悲しさも、虚しさも、一切なく。


ぼくは、一人静かに聴いているよ。G線上でアリアを。





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チューブラーベルズ

2024-05-15 00:32:07 | 雑感等々
この楽器が、一番眠れるな。


死ぬ瞬間に、永遠に。なれるような。

一瞬が、永遠に。

なるかと、勘違いしそうな。



この音が。


覚醒する。そして、沈思する。

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一羽のカモメさへも

2024-05-15 00:22:39 | 創作詩
本気で愛したものは、あなたもあるのでしょうか。

嘘を嘘で塗り固めた、日常でも。

むき出しの、愛を見たことあるのでしょうか。


町田駅でひとり、横浜線にのる。


そして、横浜へ行く。

潮の香りのしない、真っ暗な夜の海を見て。

まるで、ぼくは異邦人。


場違いな、空気を読んでいない、部外者。


アウトサイダー。



手すりに、震えている、そこのカモメよりも浮いている。

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