★東電、また高濃度汚染水100t漏れ・・・2億5千万ベクレル/リットルのストロンチウム90 (国の放出限度30ベクレル/リットルの約8百万倍)
タンクから110tあふれ出て、雨どい伝いに堰の外に100tも流れ出てしまった。
原因は閉まっているべき配管の弁が3個とも開いたままになっていた上に、気付けるチャンスで「警報の誤作動だろう」とタンクの水位を確かめることを怠ったこと・・・とか・・・
東電の汚染水対応のずさんさをまた露呈。 場当たり的な対応が続いています。
東電はタンク群の設置場所と原子炉建屋の間の土地の下ある何万tもの地下水を「このままでは溜まり過ぎる。汚染は薄いから海に放出したい」と提案しています。
また政府は原子炉建屋の周囲だけを凍土の壁を作って新たな地下水の流入を防ぐ計画を立てています。
しかし、タンク群の設置場所もそこから原子炉建屋の間の土地や地下水も上記のようなことで汚染が進んでいますし、今後も汚染は進むと想定すべき状況です。
以下2013年8月のブログ再掲
★福島原発の汚染水問題は深刻・・・解決できるような体制には全然なっていない
仮処理ばかりで凌ごうとする東電任せではダメ、国が直接乗り出して責任をもって内外の英知を集めて対策しなければとんでもないことになる恐れあり。
2年半たっても貯水タンクも仮のもの、至急水漏れしないタンクを開発して使うべきだったのに・・・
★それから、海岸側には当然遮水壁が必要。
★それだけでなく、山側から毎日1000トンもの地下水が流入していると言うが、これをすべて大元(タンク群よりもっと山側)から別な所に流れを変える工事も必要。
★次の津波(福島・宮城沖や房総沖や北海道東方沖などの大地震による大津波)に備えて、福島第一原発敷地の周囲を要塞のようにぐるりと囲う海抜25m以上で幅30m以上の頑丈な防潮堤を構築することも必要。
国主導で何千億円掛かろうと1兆円以上掛かろうと至急やらなければ、日本近海全体が危ない。