★自民党勉強会でとんでもない言論抑圧を主張!
「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」と自民党勉強会で
2015年6月25日22時56分
出席議員からは、「マスコミを懲らしめろ」「広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだ」との声が上がった。
また講師役で首相と親しい作家の百田尚樹氏が、政権に批判的な沖縄の地元紙について「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと発言していたことが分かった。
■琉球新報・潮平芳和編集局長の話
百田氏が何を論拠にしたのか明確ではないが、「つぶさないといけない」という発言をしたのであれば、沖縄2紙のみならず、国内のマスメディア全体の報道・表現の自由に対する重大な挑戦、挑発である。
沖縄の現状を全く理解しておらず、残念である。琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、公正な取材活動と報道に努める。
■沖縄タイムス・武富和彦編集局長の話
戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した新聞人の反省から出発した。
戦争につながるような報道は二度としないという考えが、報道機関としての姿勢のベースにある。
百田氏の発言は、戦争以来の沖縄県民と沖縄の新聞の歴史に対する認識を根本的に欠いている。
言論の自由、表現の自由を弾圧するかのような動きに対しては、断固として反対する。