★韓国こそ歴史を正視すべき
日本に謝罪求めるなら韓国もベトナムに謝るべき 高まる「ピエタ像」設置運動
ハンギョレ新聞 1月27日(水)配信
報道以後、市民からの寄付相次ぐ
元歴史教師のハン氏(50)は2年前にベトナム中部地方に歴史踏査をして「ベトナム戦民間人虐殺慰霊祭」を見た。
慰霊祭の後には祭りもあり食事も一緒にするのかと思ったが、現地の人たちにはお金がなかった。
ハン氏は「当時参戦した韓国人にも慰霊祭を続ける責任があるのではないか。 韓国人である私も金を出すべきではないか」と考えた。
そして少しずつ貯めたお金が50万ウォンになった時、ハン氏は「韓国ベトナム平和財団建設推進委員会」(推進委)に進んで寄付した。
ベトナム戦争で起きた民間人虐殺について参戦国である韓国も謝ろうという運動が、韓国人の間でも続いている。
特に昨年末の日本軍慰安婦被害者問題に関する「12・28合意」以後、戦争犯罪に対する日本の真の謝罪を要求するには、韓国もベトナム戦争当時に起きた民間人虐殺問題を黙過してはならないという声が一層力を得ている。
韓国とベトナム現地に「ベトナムピエタ」彫刻像を作って設置しようという推進委の活動も、ベトナム戦争に参戦した韓国の歴史的責任を反省しようという動きの一つだ。
ベトナムピエタ像の製作には、2011年にソウル中学洞の駐韓日本大使館前に建てた「平和の少女像」の作家キム・ソギョン氏(51)とキム・ウンソン氏(52)が参加している。
ハン・ホング聖公会大教授とイム・オクサン画伯、ドキュメンタリー監督のイ・キルポラ氏など推進委員65人と発起人10人が参加して昨年9月に発足した推進委は、今年中に国内とベトナム現地にベトナムピエタ像を設置することを目標に市民募金を集めているが、16日のハンギョレ報道以後の10日間に700万ウォン(約67万円)の寄付が集まった。
発起人として参加したイ・ドンウォンSBSディレクターは
「過去の問題について韓国は被害者であり加害者だと思う。
ピエタ彫刻像が韓国とベトナムの人々の間に真心を伝える役に立って欲しい」と伝えた。
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韓国政府と軍の当事者たちはタブー化せず、歴史を正視し、ベトナム戦争における虐殺・蛮行の数々を真剣に反省し、明確に謝罪しなければならない。
米軍も同様であり、沖縄で訓練した米海兵隊等がベトナムの住民を虐殺した歴史もあります。
沖縄には今も広大な米海兵隊基地が存在しており、その中で最も危険な普天間基地は無条件に早期返還するのが当然です。
安倍政権が日本国民の血税を使って米軍への過剰サービスをしたくて無理矢理「代替えに新基地を辺野古に造ろう」というのはをとんでもない要求です。