★待機児童0へ政府が緊急対策、しかし、最優先で保育士給与に大きな恒久予算を付けなければ解決しない!
「保育園落ちた、日本死ね!」ブログへの共感の広がり、「保育園に落ちたのは私だ!」のママさんデモなどに慌てて → 待機児童ゼロへ遅れ過ぎながら政府が緊急対策を出しました。
それは今ある保育所が規制緩和でより多くの児童を受け入れるように・・・が中心であり、それでは現場負担強化となり、質の低下・安全低下をもたらす危険が大きいのです。
そして保育士の給与改善は財源が決まらないからと、この緊急対策には入っていません。
平均給与が他より11万円も低いのに、今年はたった2%上げるだけだそうで、毎年少しづつ改善していく、その財源もこれから考える・・・そうです。
こんなにママたちから迫られても、肝心な対策はその程度。
最優先で保育士給与に大きな恒久予算を付けなければ待機児童問題は解決しない!ことは明白なのに・・・
今のカウント方式ではカウントされない実質的待機児童は今カウントされている待機児童より多いほどなのに・・・
・・・以下は以前の私のブログの再掲・・・
★これでいいのか日本! 大企業は史上最高の利益だが、低賃金の保育士の待遇改善はわずか・・・
安部政権と日銀は空前の金融緩和によって大幅な円安を導き、輸出大企業にバブル時も超える最高益をもたらしました。
その結果、輸入品は値上がりし、国民負担となりました(もし、原油安ということが無ければもっと大変でした)。
それなのに法人税率は下げ、国民負担の消費税を上げました。
少子化がひどく、人口が直近の5年で95万人も減少(地方の1県分の人口が減ったことに匹敵)しており、このままでは年金はじめ社会福祉制度の維持が出来なくなり、また日本の国としての衰退にもなるので、著しく遅れ過ぎている少子化対策を抜本的に行うことは急務です。
それゆえ、働く女性が安心して子供を産み育てるためには保育所の増設と保育士の増員・質的向上が最大の急務であることは明らかです。
保育士のなり手が少なく、退職者が多いのは他の職種と比べて余りに低賃金だからであることも明らかです。
にもかかわらず、安部内閣の予算では低賃金の保育士の待遇改善はわずか・・・
日本は教育を含め子供のための公的支出がGDP比で長期に先進国中断トツのこれ最下位だというのに、他の予算に比べ、2016年度もまだ全く不十分な対応しかしない・・・
これでいいのか! 日本!