★南スーダンPKOで、自衛隊は派遣期間を延長せず、10月末には撤退すべき
南スーダンでは大統領派と元副大統領派の主導権争い(部族対立)から武力紛争が数ヶ月前に起きました。
その時、中国軍の兵士が砲撃を受けて何人か死亡しました。
今後も武力紛争が起きそうです。
また、数ヶ月前に一部の政府軍部隊がいきなり国連施設を襲って略奪やレイプを起こしたりしました。
粗暴な上に自分達の粗暴さに批判的な国連に敵意を持っています。
欧米諸国はかなり以前に、そんな南スーダンのPKOから軍隊を撤退させています。
今は日本、韓国、中国、モンゴル、インド、バングラディシュ、ネパール、カンボジア、ルワンダ、ケニア・・・などだけが参加しています。
元紛争国で軍人が余っていて国連に傭兵として出しているような、経済援助も欲しいアフリカとアジアの国の軍隊などが主体です。
その他は、南スーダンの石油資源の権益に深入りしている中国の軍隊と、変に付き合いの良い日本の自衛隊だけです。
それなのに、安倍政権は自衛隊を撤退させないどころか、新安保法で可能にした危険な「駆け付け警護」という新任務まで付与したがっています。
比較的治安が良い所に居ても、要請されたらわざわざ紛争現場へ出向いて行かねばならないのですから、危険度が飛躍的に増すことは確実です。
ここでは政府軍部隊が敵か味方か判らないというようなことも考えられ、ますます自衛隊員が危険です。
むしろ、自衛隊はこんな所から早く撤退すべきです。
安倍政権は一体何を考え、狙っているのでしょう。
こんな所のこんな事で、国際的な見栄を張るべきではありません。