★北朝鮮は国連でも「米国が敵視するから、自衛のために核・ミサイルを開発する」と主張しているが・・・
金正恩が北の安全保障と体制維持を本当に最優先するなら、むしろ中国との友好を維持し、中朝同盟を大事にすれば済んだことです。
そのためには、中国も反対している核・ミサイルを早くから放棄すれば良かったのです。
また、北が米国にとって直接の脅威とならなければ、北がソウルを事実上の人質にしている状態では、米国からの先制攻撃を受ける心配は無かったのです。
かつてのフセインのイラクとは状況や立場が大きく異なります。
金正恩は「祖父金日成の遺訓を自分が実現したい」「中国の風下に立つのは嫌だ。 全部自分の好きにやりたい」と我を通し、中国との友好関係より核・ミサイル開発を最優先する選択をしたのです。
小国なのに単独で超大国に核ミサイルで対峙する・・・というのは「兵法から見ても、身の程知らず、背伸びのし過ぎ」です。
金正恩は自身のわがままのために、国民の生活と安全を犠牲にして、核ミサイル開発に邁進したので、短期で命運が尽きる道を進んでいるのです。