★「イスラム国」(iSiL)から空軍パイロットと女死刑囚の交換を持ち出したがヨルダン政府が1度拒否したらしい
iSILは今度は、日本人の人質とそれを絡めてきました。
安倍首相が中東各国を訪問し、エジプトで「日本はiSiLと闘う周辺国を断固として支援する」と強調する演説をしたのは、日本人2人の人質が殺されるリスクを覚悟の上だったのでしょう。 (内容は難民支援だが)
iSiLはこれに対抗して、日本政府への2億ドル要求でまず湯川氏を殺害した後、後藤氏とヨルダンでテロを行った女死刑囚との24時間以内の交換を求め、これを呑まなかったらヨルダンのパイロットを殺害すると警告。
ここでヨルダン政府は「パイロットを解放するなら女死刑囚を渡す用意がある」と表明。
しかし、iSiLはパイロットの解放は言わない。
これではヨルダン政府も判断に困る。 日本政府も困る。
iSiLはわざといじわるな変則的要求をして「両政府を悩ませ、困らせて、翻弄してやろう」としているようにも思えます。
こんな要求をしてくるとは安倍首相や外務省も予想外だったでしょう。
もちろんヨルダン政府はこのパイロットの解放を強く求めて交渉しているでしょうが・・・
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