よく考えてみれば・・・どの道 尖閣で日中が衝突しエスカレートすれば、本格戦争を避けるため、安保理提訴とともに必ず領土交渉をせざるを得なくなります。
しかし、その場合、多くの死傷者が出た挙句、両国政府・軍および両国国民の対立感情は抜き差しならぬものになります。
しかも、国際社会に対しては中国の方が上手くアピ-ルして日本を悪者に仕立てる準備もしているでしょう。
今も「日本は日清戦争で尖閣諸島を奪ったのに返そうとしない」とウソの宣伝をし、米国内でもその宣伝を繰り広げているくらいですから。
そしてもちろん、経済・文化・人の交流は大変ひどい打撃を受けるでしょう。
そう考えれば、尖閣で日中が衝突してしまう前に「根拠を示し合っての領土交渉」に入った方がはるかにまし・・・と言えます。
もし「領土問題は存在しない」と主張している日本側からそんなことは言えない・・・と言うのであれば、
日本政府は「尖閣問題で国際司法裁判所に中国が提訴したら日本は裁判に応じる。 日中は敵対的関係になったら両国ともに不利益になる」と明確に表明すべきだと私は思います。
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