見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ M48A3 リストア (2)修正版

2022年11月16日 | 1/35 AFVその他車両
ホーカー社のブサイク兄弟がとり完しましたので、またコイツに取り掛かります
ちょっとオリーブドラブ病に罹ったみたいで(笑)

たちまちは、パーツ取りに購入したキットから、文字通りパーツを取って復元?していきます




基本的な所はこれぐらいでしょうか
キセノンライトの中は密閉してしまうので、手で触る事もないと思い
ガンダムマーカーEXのガンダムメッキシルバーを塗りたくりました
けっこうギラツキ加減がよさそうではないかと(^^;

全体像です

当時は履帯の緩みはほぼ気にしていなかったのですが
今視点で見ると、これはちょっとねぇ~な世界(-_-;)

このブロックパターンはT97E2型というタイプらしくて
別売りを探して見るとAFVクラブ、TAKOM、ブロンコ、フリウルと出ているようです
CHINOMODELはM47までのT84E1で、対象外でした
以前、レベルのPzh2000に使用したことの有るブロンコが最適なのですが、現在市場には出ておらず
AFVクラブは出ているのですが、過去にひどい目に合っているので買う気になれません
フリウルはちょっと高価過ぎるので、消去法でTAKOMになってしまうのですが
これがAMAZONで3960円、キットの倍以上します
どうしたものでしょうか、まだ悩んでいます(-_-;)

これに新たに購入したNo38:オリーブドラブ(2)米陸軍戦車色というヤツを塗ってみたのですが

どうも色調が明るい、茶系も足りない様な...
色は追々ですね、取り敢えず欠パーツを付けて一応形にはなりましたが
これからどういう情景にするのかイメージを作り上げていきたいと思います
(全く考えていなかった)

それよりもわずかなパーツを取ったキットの残りですが
余りにももったいない!SDGsにも逆行するでしょう
な訳で、こっちも組み立てたろうじゃん!と(^^;
(使ったパーツは部品請求で補充(笑))
という事は、そうシャコタン化リターンズなのです

まずオールドの方を分析しました
実はネタ本も記憶もスッカリ状態で、どうやって改造したのか全く不明な状態なのです

どうも過去のワタシは、一体となっていたスイングアームと※ダンパー(みたいなもの)を切断し
※(名称が不明の為、取り敢えずダンパーと書かせて頂きます、ご存じの方がいらしたら教えて下さい)
この基部を上にずらすことによってシャコタン化しているようです
これを書いている内に記憶が少し戻ってきたのですが
そのままではダンパーの位置が車体外側に寄ってしまい、スイングアームと合わなくなる
そのためダンパーの基部を削って、位置合わせをしたと...
なんちゅう面倒くさい事をしていたのでしょうか。当時のワタシは!

ただ不思議な事は、前後端のロードホイールのダンパー(こっちはまさしく)を切り縮めた形跡が無い事です
そのうち解明できるかもしれませんが、ここは今のところ謎です

で、そんな面倒くさい事やってられるか!という事で
亀の甲より年の功、もっと簡単に低くする方法を考えました
ダンパーのコイルの部分を切り取ってしまえばいいじゃん、というやり方です

まずダンパーとスイングアームをそのまま差し込み、ダンパーのみを車体に接着します
そして矢印の部分をカット、スイングアームは遊ばせときます


ダンパーのコイル?の部分を全てカットします

この後スイングアームを振って元の位置に戻し、ダンパーに合わせて接着しました
この基部、明らかに形状がおかしい
でも完璧にロードホールの陰に隠れてしまうので、ノープロブレムです(^^;

この作業を第2転輪から×10回行った後、重しを載せ高さが不揃いにならないようにして放置です


車高は...概ね良さそう
左側が新、右側が旧です

完全に現物合わせですね(^^;

久しぶりの【どうでもいい話】です
(1)でもちょっと書いた、デカールの鮫口ですが
色々塗装資料を探して内にこんなモノに当たりました

こちらからです
質問に知識の有る方が答える
ミリタリー関係のものにしては珍しい、Q&A形式のサイトです

それによると諸説あるそうで、1971年の第4歩兵師団,第10騎兵連隊,第1中隊か
919工兵隊 “Wild One 4”ではないかという事らしい、どっちやねん!?ですね

因みにこの記事にあったリンク先をクリックしたら
『詐欺サイト』という事でウイルスバスターでブロックされました(汗)

※追加訂正
この鮫口M48の写真をつらつら眺めていると、
車体前部向かって左に描かれている文字が、『ACR-X』と読めることに気付きました

ACRは『Armored Cavalry Regiment』、Xはローマ数字で『10』を表しているのではないでしょうか
ですのでこの車両の所属部隊は、第10機甲騎兵連隊で間違いないと思われます。

【続く】


1/72 AIRFIX Hawker Tempest Mk.Ⅴ & Typhoon ⅠB(8)

2022年11月11日 | 1/72 イギリス空軍機
先行していたタイフーンですが、遅れてとり完致しました

Flight Officer A H Fraser, No.439 Sqn, No.143 Wing, Eindhoven, Netherlands, February, 1945

こちらは大したトラブルもなく(ある事は有った(^^;)進んでいたのですが
テンペストのモーター破損事件で、そっちにかかりっきりになっている間に
気が付いたらテンペストの方が先に出来てしまっていた









初代?が駐機姿勢のロケットフーンだったので、ボムフーンにしました

お約束のパイロットアップです

タイフーンのパイロットは大きさも程よく、頭部もしっかりしていたので楽でした(^^)

変態、もとい編隊飛行です、古いギャグを使ってしまいましたね(^^;

可変スタンドに載せてみて初めて気付いたことなんですが(恥)
タイフーンはテンペストよりエンジンカウリングが短かったのです
テンペストの場合


タイフーンの場合

幸い、旧タイプのスタンドには入りましたのでそちらに載せました
そういう事情があっての編隊飛行です(^^;

今回は事前に収納用の紙スタンドを作っておきました

スタンドはプラッツの箱に印刷されていた物を真似て
処分する箱を切り貼りして作ったものです

こんな形に収まります

箱自体の大きさは形状は、単発レシプロ機であれば同じで済みますが
切込みの形を、空冷/液冷、機体の大きさや翼の幅によって変える必要があります
このタイフーン/テンペストもエンジンカウリングの長さや翼の形が違っているため
同一型では都合が悪く、機体に合わせたものに切り込む必要がありました。

【終了】

1/72 AIRFIX Hawker Tempest Mk.Ⅴ & Typhoon ⅠB(7)

2022年11月08日 | 1/72 イギリス空軍機
モーター破損による取り換えと云う(過失)大事故から復帰
テンペストMkⅤ、とり完です(^^)
僚機の撮影者をカメラ目線で見るビーモント中佐、のつもりです(^^;

Wing Commander Roland Prosper Beamont,No150 Wing NewChurch,Kent,England June 1944

やはりキャノピーに歪みが有るみたいで、この角度でないと上手く機内が写りませんでした


続き







ホイップアンテナは0.3㎜、下面のIFFMk3アンテナは0.5㎜の
いずれも洋白線に替えています

オスプレイの『ホーカー・タイフーンとテンペストのエース』のP51には
彼の機体のインベイジョンストライプは、ホーカー社の工場でペイントされたもので
他のニューチャーチ基地で塗られたものと違い
とてもきれいに塗られていたというエピソードが書いてありました
タイフーン、テンペストと開発から運用まで携わってきた云わば育ての親的なヒトだけに
やっぱり、特別扱いだったのかな(^^;

これでMkⅤは計3機作った事になります
最初はSMERのシリーズ2?、これはブログ開始以前のもの
次はKPモデルのシリーズ2、そして今回のエアフィックスのシリーズ1です
いい機会なので、3社の外形をちょっと比較してみる事にしました

比較するSMERのMkⅤはコレです(^^;

※(注:管理人はドサクサに紛れて過去黒歴史作品を載せることが有ります)
KPのMkⅤはこちら
因みにシリーズ1と2を外形から判断するには
主翼前縁からイスパノ機関砲のフェアリングが突き出ている方がシリーズ1
シリーズ2はこれが引っ込んでいるのが識別点になるそうで
なんで引っ込んだかと云うと、機関砲がMk,ⅡからMk,Ⅴに変わったためだそうです
こっちもMkⅡとMkⅤ、ややこしいですね

ハイ、比較コーナーです、まず真上から
【AIRFIX】

【KP】

【SMER】


右側面です
【AIRFIX】

【KP】

【SMER】

強いて言えば、KPの風防がちょっと背が高いようですね

このエアフィックスのホイップアンテナですが
組説では右側に角度を付けるようになっていました


エエ~?と思い世傑No63『ホーカー・タイフーン/テンペスト』を見てみると...
P75の一番下にこんな写真が

(収めを良くするため写真を編集しています)
と言う訳で今回のエアテンペストでは、ホイップアンテナを傾けています
しかしながら他の写真も見たのですが、どうも直立しているように見える写真も有ったりして...
しかもそれがよりによってビーモント中佐の機体だったりして(同P71,72)(-_-;)
もし間違っていたら、指で押して直すことにします(笑)

タイフーンに【続く】

1/35 M114 EARLY & LATE w/interior (7)スピンオフ?

2022年11月06日 | 1/35 AFVその他車両
前回の(6)でも書いていたのですが
ウェザリング、エイジングにチッピングと
およそAFV製作に必要な技法に縁のない(出来ない)ワタシです
そのためこのM114も、オープンベース(基地祭?)での展示車両という事にして誤魔化していたのですが
それなら撮影会も有るのじゃないかと...
だったら、モデルさんも要るのじゃないかと(^^;

そんな訳で1960年代前半、ドイツ某所のオープンベースという設定で
モデルさん込みでM114を再登場させて頂きましたぁ~(笑)



この車両、小さい上に上面にゴチャゴチャ一杯パーツが有るので
ここしか座るところが無かったのです(^^;

いやぁ~ここんところ1/35の女性フィギュアを作る機会が無くて
って云うか、新製品が全然出てこなくて我慢出来なくて...
なれば自分で作るしかないだろうと、ジャンク箱からパーツ大集合を掛けた訳です

で、合体したのがこのモデルさんなのですが、元はコレです

コレって云っても分からないですよね(笑)
頭部と下半身はモデルカステンのMGガールズ(プラ製)の改造
上半身はレジェンドのホットボディさん
左腕は真鍮線を芯にしてタミヤエポパテ自作
右腕は身元不明ジャンクから成っています
ヘア~スタイルは、グループ傘下のの黒猫美容室でエポパテ盛りカットしました(笑)

これを更にこのように改造しまして


美容整形、メイクアップしました

(左)Before(右)Afterです
眉毛が上手く描けたな、と自画自賛しております

で、こんな感じに


お尻の方は見えないと高をくくって手抜きしています(^^;

最後にサービスショットです


実は完成後ストッキングの艶消しが足りないように思え
この写真の撮影前に、No189:フラットベース滑らかスムーズを吹いたのですが
右太ももの上に吹きこぼれによるシミのような跡が出来てしまいました(涙)
永年に渡る?ワタシのストッキング塗装歴の中でも初めての痛恨のミスです(また涙)
悔やんでも悔やみきれませんが、塗り直しには多大な労力と根性が必要なので
今回、敢えてそのままで掲載させて頂きました<(_ _;)>

【終了】

1/72 AIRFIX Hawker Tempest Mk.Ⅴ & Typhoon ⅠB(6)

2022年11月05日 | 1/72 イギリス空軍機
もうちょっとのところまで来たのですが、ここからが難しい(^^;

タイフーンのリフレクターは、クイックブーストのキットを使う事にしました

照準器の部分はキットでパーツ化されているので、使うのはリフレクターのみです

こうなりました

(左)瞬着でつけたところ
(右)(覚悟を決めて)その上から風防を被せ、接着したところです
何となく、オーバースケールに思えるのですが(^^;

テンペストの排気管は何故か分割式になっていました


パーツはこれです

コイツを上下から組合わせると出来るという構造
正直言って手間ばかり食い、あまり(ほとんど)意味がないように思いました(-_-;)

両機ともタミヤ墨入れ塗料ブラックを使い、ウォッシングまで済みました
キャノピーのクリアパーツはKPと違って形状は問題ない様に感じます
薄く、透明度も高くてなかなかのものです(^^)
取り敢えずタイフーンの方の写真を



その後もタイフーンは順調に行って、今ではこんな具合です


しっかり回ってくれています\(^0^)/

で、冠作品のテンペストの方なのですが
これが...大災厄なのです(号泣)

モーター自体が壊れてしまいました...

【続く】