青山繁晴 インサイトコラム 2014年5月7日
米が中国の南シナ海掘削活動を非難 「挑発的だ」(産経新聞) - goo ニュース
【ワシントン=加納宏幸】米国務省のサキ報道官は6日、中国による南シナ海パラセル(中国名・西沙)諸島周辺での掘削活動について、「係争のある海域で石油掘削活動を決めたことは挑発的であり、地域の平和と安定の助けにならない」と述べ、中国を牽(けん)制(せい)(けんせい)した。
中国の海上安全当局は3日、掘削活動の実施を通告。ベトナムは「違法であり、強く反対する」と批判していた。
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中国は南シナ海でも、日増しに図々しく大胆に資源強奪をしています。
最初は相手の出方を見て、どこまでやれば大丈夫か、
どこまでやれば反撃してくるか見ています。
尖閣諸島でも様子うかがいで領海に入ったり出たり。
領海のすぐ外側の接続水域だとニュースにならないぐらい頻繁です。
更に外側の排他的経済水域(EEZ)には 先日中国の海洋調査船が何やら調査していたとか。
場所は、尖閣諸島どころか沖縄本島から100kmしか離れていない久米島周辺です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140424/plc14042412120019-n1.htm
尖閣諸島ばかりに目がいっている時に沖縄本島周辺ですから油断出来ません。
日本の目を他に逸らさせた隙に、漁民に成りすました中国軍が尖閣諸島上陸も考えられます。
上陸されたのを武力で取り返すか、それとも上陸される前に自衛隊なり保安庁なり警察官を常駐させておくか。
どちらにせよ、中国は批判するでしょう。
だったらどちらの方が被害が少なくて済むか?
そりゃあ、常駐でしょう。
困った事に、国内には田島陽子みたいのが多くいてますから
平和ボケで脳内お花畑状態の輩を納得させるためにも
中国漁船に成りすました中国軍が上陸する情報を得たとか言って
早急に警察官なり保安官なり自衛官を尖閣諸島に常駐させるべきでしょう。
綺麗ごとを言って手遅れになっては元も子もありません。
中国は姑息な手段を使ってきます。
躊躇している時間はありません。
そのうち中国が隙を突いて上陸するでしょう。
そうなれば、いくら日本が抗議しても「中国領土に上陸して何が悪い」と開き直るに違いありません。
日本は南シナ海での中国の行動から学ぶべきです。
今、何をすべきか。
話し合いをして穏便に解決しようと言っても中国は聞く耳持たずです。
これだけ首脳会談を拒否をするという事は何を意味するのか・・・・・?
何らかの譲歩をしない限り会談に応じないでしょう。
中国は日本が譲歩することを待っているのです。
焦らしているのです。
日本の親中派と言われている政治家が何かにつけて訪中していますが余計な事です。
焦らされて、中国に譲歩する事は何を意味するのか。
中国の機嫌を損ねたら何らかの譲歩をしないと、中国は反発をし何らかの仕返しをしてくる。
そんな図式が出来上がってしまいます。
悪しき前例を作る事になってはいけません。
交換条件を提案してきてもそれに乗ってはいけなのです。
南シナ海での中国の行動とその周辺国の行動から日本は学ぶべきです。
介護職員の月給、全産業平均を9万円下回る 全労連調査(朝日新聞) - goo ニュース
介護施設などで働く人の月額の賃金が、全産業の平均と比べ約9万円低いことが、労働組合の中央組織・全国労働組合総連合(全労連)の調査で分かった。サービス残業も、6割が「ある」と答えるなど、「低賃金で長時間労働」の実態が浮かんだ。
調査は、昨年11月~今年2月、特別養護老人ホームなど介護の現場で働く人を対象に実施し、6369人から回答を得た。
調査によると、正職員の昨年10月の賃金は20万7795円と、厚生労働省が調べた、全産業の平均の29万5700円を約8万8千円下回った。
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介護施設に入りたくても入所待ちというのを聞きます。
理想としては家族と一緒に過ごすのが一番でしょうが
諸々の事情によって困難な場合があります。
老老介護で体力的に無理な場合、
更に昼夜逆転で夜間大声を出す高齢者だと家族は心身ともに休まる時がありません。
先日も介護者である高齢女性がうたた寝をしてしまった隙に
夫が線路に入って死亡するという事故の裁判がありましたね。
一審の半額にはなりましたが、高齢女性に遅延賠償金を払うよう命じる判決が出ています。
裁判官の家族や身の回りに徘徊する認知症の方がいないのでしょう。
どれだけ介護が大変なのかまるで分っていません。
こんな場合、介護施設に入所出来ていたなら、痛まし事故は起きなかったでしょうし
何より高齢女性を、介護するという重労働から解放でき、
夫婦ともに穏やかな老後を過ごせたことでしょう。
しかし、受け入れる介護施設が足りません。
なぜなのか・・・・。
きっと儲けにならないからでしょう。
もしも儲けている施設がいたら、殆どは劣悪な環境で介護していると思います。
介護職って体力的にも大変な職業です。
介護職に就きたいと思う若者も、将来の結婚や子育てを考えると低賃金では躊躇したり諦めたりすると聞きます。
介護職員の月収は全産業の平均より9万円少ない約20万円です。
これが全産業の平均より高収入なら、希望する人も増えるでしょう。
ですから、政府は補助金等を含め、介護職に就労したい人を増やす政策を考えるべきです。
賃金が増えれば、それだけ能力の高い人が介護職に集まる事も期待できます。
質の良い介護施設を増やし、質の良い介護職員を増やすこと。
この事を第一に考えてもらいたいです。
5月4日たかじんのそこまで言って委員会②
5月4日たかじんのそこまで言って委員会③
5月4日たかじんのそこまで言って委員会⑤